前回の記事では、トレードに必要な継続力について具体的な継続することまで綴りましたが、今回の記事ではまずトレードをやるにあたっての資金管理について書きます
今回の記事のポイント
- ①FXこそ、小資金で始めることのできるベストな投資
- ②FXトレーダーとして生き残るための資金管理
FXこそ、小資金で始めることのできるベストな投資
FXトレーダーで成功する確率はわずか1%と、最初から書いておりますが、実感としても、まさしくその通りだと思います
何度も何度も資金を溶かしてきた“へっぽこ“トレーダーだから言えますが、株式や競馬など他のギャンブルや投資に比べても圧倒的に資金の減るスピードが半端無いです
逆に言うと、増えるのも半端ありません、実際資金をおよそ半年で400倍にも増やすこともできるのですから…
FXの最大の魅力であり、逆に危険なのも、このレバレッジ(てこの原理)です
このレバレッジというのは簡単に言うと保証金を積んで、今あるお金の何倍もの取引ができる仕組みです
例えば、パチンコ・競馬は、レバレッジは1倍です
パチンコは、当たれば資金が増えますが、1人で打つには突っ込める資金に限界がありますよね?
突っ込む資金を増やすには打ち子を雇って打つ人間を増やすしか方法はありません
競馬は突っ込む資金は理論上いくらでもいけますが、レースに投入した資金を勝った人で分配する仕組みを取っている都合上、資金を投入する分オッズが下がります
投入すればするほど、損益率(投資資金に対する利益の金額の割合)は下がるというパラドックスに嵌ります
では、株式相場はどうなのか?
競馬のように、資金を投入すればするほど、損益率が下がると言うことはありません
資金を投入できれば、その分利益も上がります
そういう市場だからこそ、資金を大量に保有する機関投資家も参入できるのです
競馬とパチンコはギャンブル、株式は投資と分けて考えている人もいるかも知れませんが、上がれば儲かり、下がれば損をする
中身はそれほど変わりません
機関投資家などプロが参入するのは、以上の理由だからです
この株式は、現物取引では、レバレッジ1倍ですが、信用取引を使うとレバレッジは3倍です
自分の資金量の3倍の取引が可能と言うことです
ではFXでは、どうか?
金融庁の認可しているFX業者では、レバレッジは20倍、海外の金融庁の認可が降りていない業者では、レバレッジ888倍までの取引が可能です
手元に資金が少ない場合は、株の場合は最低取引単位の100株さえも買えないのに、私の場合で当てはめると、海外業者のXMという業者を使っていたので
27,000円の資金で、その500倍の1,350万円分もの取引が出来たのです
※実際には、1,350万円での取引はしていません
そのようなフルロットで取引すると瞬間に資金は蒸発します
実際のトレードの資金管理については後述します
FXはこのように、小資金でも、大きな取引ができるので、一攫千金のチャンスがあります
逆に言うと、持っている資金があっという間に溶かす危険性と隣り合わせです
世の中に、低リスクで高リターンの投資、もしくはギャンブルはありません
※もし、そのような投資を勧められた場合は、詐欺やぼったくり投資の可能性大です 気をつけてください
何のリスクも負わないのに、リターンは得られません
これは投資だけでなく人生全般ですよね?
好きな女の子に告白するというリスクを取らない限り、付き合えるというリターンは得られないのと同じです
前述した通り、すべての人にオススメはできませんが、ビジネスや副業をするにもある程度のリスクは伴います
しっかり勉強する努力と継続する気持ちがあるのなら、株式のデイトレなどより、絶対にFXはお勧めできます
FXトレーダーとして生き残るための資金管理
何度も書きますが、FXトレーダーで生き残る確率は1%
トレードに投入する資金については石橋を叩いて、叩いて叩き壊してしまうくらいの慎重さが求められます
当然、トレードする前にしっかり相場の仕組みについて勉強する必要があります
その仕組みについては、ゆっくり解説して行きますが、その勉強、つまり知識をインプットしていきますが、
インプットするからには、アウトプットが必要になります
そのアウトプットとは実際にトレードすること
ただし、今までの人生でも体験済みと思いますが、学んだことがそのまま実践できるか?!…なかなかそのままうまく実践することはできません
自転車に乗る、鉄棒で逆上がりをする…乗り方、回り方は頭でわかっていても、うまく乗りこなす、回れるというのは実際に練習を繰り返さないとできませんよね?
トレードも同じです
知識で学んだことがそのまま、そっくり相場で出て来るなんてこと、ほとんどありません
だからある意味体で覚えるというか、練習する必要が生じます
その練習段階で自分の資金を全力で投入したら…当然、資金は一瞬に溶けてしまいます
ギャンブルというのは不思議とビギナーズラックというものが存在して最初はうまくいくものです
「こんなに簡単に儲けられるのか?!…」とナメてかかって痛い目に遭うのが定番中の定番
そのような体験はしてもらいたく無いので、最初は無くなっても全然苦しくない資金でトレードするか、もしくはデモでトレードがお勧めです
デモトレードを推奨しましたが、個人的にはまずは、少額のトレードをお勧めします
人間って痛い目をしないと、自分を変えようとか思わないからです
痛い目をするから、身銭を切るからこそ学べるものがあります
私自身も自分の許容範囲の損失しないと分かっているトレードは気楽にエントリーできますが、許容できない、もしくは苦しいトレードはエントリーできなかったり利益の確定が早すぎたりなどしてうまくいきません
なので、デモトレードでうまくいって行ったとしても、実際に身銭を切る場面になるとデモと同じようなトレードができないことが多いです
例えば投資できるお金が100万円あっても、5万円ずつ、10万円ずつ投入して、トレードする
その5万円が無くなっても、まだ投入できる資金があるので、心の余裕が持てます
損失を取り返そうとするトレードはうまくいかない確率が高いです
最初からうまくいくとは思わず、実践をどんどん繰り返して、誰の支えもなしに自転車に乗れる、補助が無くても逆上がりができる
そのくらい誰も頼らず、自分で自信を持って判断してエントリーできるくらいの経験を積むことが成功への近道です
いくらFXといえど、いえ危険と隣り合わせのFXだからこそ、そのくらいの石橋と叩いて叩いて壊してしまうくらいの慎重さが必要なのです
成功する前に資金を溶かして再起不能になってしまっては取り返しのつかないことになります
少しづつ、少しづつ資金を投入して経験を積んでいく、回り道に見えるかも知れませんがそれが成功への早道です
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