2021年5月11日朝の時点でのオージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドルの4時間足チャートを基に相場環境認識と共に、チャートの見方、トレードとの向き合い方をお伝えします
今回の記事のテーマは「毎日エントリーする必要はありません」です
なぜ、今日このテーマなのか?
正しく昨日から今日にかけてエントリーするところが無いからです(笑)
これほど急騰、急落の後は、高値、安値掴みする可能性と、レンジ相場に手を出す可能性があるからです
では環境認識を順に紹介しながらこのテーマを深掘りしていきます
2021年5月11日オージードル環境認識
日足↑
4時間足↑
1時間足↓
急騰の後、調整の下落、1時間足↓へトレンド転換してきました
引いてる節目ではなくトリプルトップの高値で支えられれば、買い準備です
1時間足↑トレンド転換後、初押しからが理想ですね
その後、朝の環境認識で書いてある通り、トリプルトップの高値で支えられました
じゃあ、即買いとはなりません
15分足チャートをご覧ください
確かにトリプルトップの高値に支えられ、買いたくなるのですが、1時間足は下降トレンドでもあり積極的に買えるところではありません
2021年5月11日ドルカナダ環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↓
流石にここまで下げてくると伸びなくなります
売りポジションを持っているトレーダーが決済していくからですね
そろそろ反転に注意、しかし買うのは4時間足で安値切り上げ、ダブルボトムからです
2021年5月11日ドル円環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↓
昨日の記事にも書きましたが、1時間足、15分足戻り高値から乖離して下に伸びません
エネルギーの足らない相場になってます
高値、安値超えてから考えます
2021年5月11日ポンドドル環境認識
日足↑
4時間足↑
1時間足↑
ほぼ一直線の上昇、左端にみえている週足レベルの高値辺りでレジスタンス
さて、どこまでここから下げるのか?
引いている節目まで適当な支えとなりそうなラインが無いので途中で買うのは難しい
2021年5月11日ユーロドル環境認識
日足↑
4時間足↑
1時間足↑
15分足チャートで確認するとダブルトップからの下落
しかし、ここは売り場ではなく押し目を見極める場
どの高値に支えられるか?が鍵
支えられれば買い準備です
そして、その後、高値に支えられました
さて、買いだ!!!となるのですが、15分足チャートを見るとなかなかリスキー
オージードルと違って1時間足は上昇トレンド、当然4時間足も上昇トレンド、支えられたしこれで15分足が上を向いたところで買いでしょ?と当ブログをご覧いただいている人は思うかもしれませんが、1時間足の押し安値から乖離しており、伸びきったチャートとも言えます
本格的に買えるのは一旦、高値を超えて、1時間足、4時間足がトレンドを更新した所から押し目待ちがセオリーです
兼業トレーダーは毎日エントリーする必要はありません
さて、5ペアの環境認識を見てみましたが、ここから今日の記事の本題です
当ブログではサラリーマンやお仕事をしながらFXで副業的に稼ぎたい人に向けに書いておりますが、FXを取り扱うYoutube、ブログ、Twitterなどを拝見しますと毎日ここエントリーしましたとの投稿が多く、初心者の方、また安定して稼げてない人からすれば、「こんなところも獲れるのか?!チャート張り付いておかなきゃ!」と焦る人もいらっしゃるのかもしれません
はっきり言っておきます
仕事をしながらの兼業トレーダーは、毎日エントリーする必要はありません
常にチャートを見ることができる、もしくは1分足でトレードする、所謂スキャルピングを志す方は別としてデイトレでは、毎日エントリーするところはありません
もし、15分足、1時間足でエントリーしているデイトレスタイルの人が毎日エントリーしているとすれば、多過ぎです
さほど伸びないところで忙しく決済して剥離やトントンで逃げるトレード多いのではないのでしょうか?
デイトレであれば、1時間足トレンド転換から、15分足でその初押し、初戻しを狙うトレードで充分ですし、トレンド転換を待ってエントリー準備すれば良いので、精神的にも楽ですし、チャートに張り付く必要も無し、更に勝率も高く、リスクリワードも高いと良いことづくめです(笑)
この条件でも上位足の方向や、節目近くにエントリーポイントがある場合は、エントリーを控える必要もあります
となると、通貨ペアあたり1週間にエントリーチャンスが一度あるか無いくらいになります
逆に言うと、この急騰、急落こそ、獲るべきところになります
しかし、雇用統計後の動きなので実際はエントリーできませんが…先週の金曜日はセオリー通りの展開のペア多かったです
少し見てみましょうか?
5月7日のポンドドルの15分足チャートです
旧1時間足の戻り高値を超えて、上昇トレンドへ転換、その後15分足戻り高値超えから一気に上昇しましたが、これは雇用統計の上昇なので実際には獲れませんが1時間足トレンド転換後の初押しという当ブログでお伝えしているセオリー通りの値動きになってます
5月7日のユーロドル15分足チャートですが、これもポンドドルと同様旧1時間足戻り高値を超えて上昇トレンドへ転換、その初押し狙いというセオリー通りの上昇
今まで、ブログでは取り上げておりませんが2点以上揃った高値超えでのエントリーはかなり有効です
どこかでしっかり解説します
まとめ
兼業トレーダーは、毎日エントリーしなくていい
基本1時間足のトレンド転換後の初押し、初戻しが、エントリー準備もでき、勝率も高く、値幅も大きいという仕事しながら時間が取れない兼業トレーダーの理想のトレードスタイル
ここをしっかり獲れるかが重要
この後の押し目、戻り目を獲りに行こうとすると、高値掴み、安値掴み、もしくはレンジ相場に捕まってしまう可能性が高い
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