ノーマークの指標発表で起きる大きな値動きでの思わぬ損失を防ぐコツ

2021年5月12日のオージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの朝の時点での4時間足チャートを基にして環境認識を行い、エントリーの方向や、獲るべき波の解説のほか、チャートの見方やトレードとの向き合い方を伝えます

今回のテーマは政策金利発表、雇用統計などのビッグイベント以外の中・小規模の指標発表だが、1ヶ月に1回あるか無いかの低頻度で起きる大きな値動きをできるだけ回避できるコツをお伝えします

2021年5月12日オージードル環境認識

オージードル4時間足チャート

日足↑
4時間足↑
1時間足↓

トリプルトップの高値に支えられました
買いチャンスと言いたいところですが、1時間足は下降トレンド

一旦安値割って戻り高値を更新した後に上抜けして上昇トレンド転換後買い準備です

2021年5月12日ドルカナダ環境認識

ドルカナダ4時間足チャート

日足↓
4時間足↓
1時間足↓

すべての時間足が↓ですが値動きは保合で、よく見るとダブルボトム気味
反転近いように思えます

売るのなら安値割ってから、買うのは安値切り上げ見えてからです

焦らず待ちましょう!

当ブログで口を酸っぱくなるほど言っておりますが、エントリーチャンスはトレンド転換もしくはトレンドが更新した後の初押し、初戻し

こんなトレンドがはっきりしていないレンジ相場は手を出さないでください

2021年5月12日ドル円チャート

ドル円4時間足チャート

日足↓
4時間足↓
1時間足↓

昨日下げましたが、日足安値近くでサポートされダブルボトム形成
でも、トレンド↓なので、即買わないで下さいね
というよりダブルボトム、ダブルトップってかなりエントリー難しいんです

ドル円15分足チャート

チャートを使って説明すると、ダブルボトムというのは、安値を割らずに上昇していくので、トレンドに一切変化がありませんので

下降トレンド、ダウが継続し、即買える形には下位足であってもなり難いです

反面安値切り上げはトレンドが下向きであっても、ダウは上昇転換しているので、そこに追随する新規の買い勢力は存在しますので上昇していきやすいです

通常は下位足でダブルボトム後、今回のような安値切り上げを確認してからになります

この上昇は指標発表をきっかけにドル高に振れたものですし、相場の形からはまだ売り目線、戻り待ちでした

今回のようにきっかけが指標発表だったとしても、上位足(1時間足)でもわかる安値切り上げが無いとトレードはし辛くなります

2021年5月12日ポンドドル環境認識

ポンドドル4時間足チャート

日足↑
4時間足↑
1時間足↑

日足高値越えました
これで4時間足トレンドも更新して、ハッキリとした支え無いですが、買いやすくなってきました

買い目線押し目待ちで

実はこの日、ポンドドルを15分足の戻り高値超えから買っておりました

もたもたした値動きで、仕事帰りジムに寄り、シャワーも浴び、着替えて、帰りの電車の中、チャートをチェックしたら損切りに遭ってました(泣)

21時30分にあったアメリカの消費者物価指数の発表きっかけだったんですね

指標発表は、前述の通り、ビッグイベントである政策金利発表、雇用統計しか抑えてません(先週は雇用統計さえ忘れてました)

消費者物価指数なんて全くのノーマーク

しかし、こういうのたまにあるんです

特に欧州時間や、ニューヨーク時間には中規模の指標発表でもサプライズな事前予想と異なる結果の場合は大きく振れることが1ヶ月に1回あるかないかの頻度であります

そこにぶつかってしまったんですね

まあ、値動き重い時点でさっさと逃げれば良かったんですけどね

そういう相場の雰囲気を掴んで、動くパターンなのに動かない時はサッサと撤退するのも、こういうサプライズ的な値動きに負けないコツでもあります

2021年5月12日ユーロドル環境認識

ユーロドル4時間足チャート

日足↑
4時間足↑
1時間足↑

昨日過去の高値に支えられ上昇して僅かですが日足高値を抜き、4時間足トレンド更新してきました

買い目線、押し目待ちで

まとめ

指標発表は基本ビッグイベントである「政策金利発表」「米国雇用統計」だけをマークし、その直前にはポジションを決済するのが基本

それ以外の中規模の指標発表でも1ヶ月に1度あるか無いかの頻度で事前予想と違うサプライズな結果の場合大きく動く時があるが、事前にはどう動くかはわからないので、相場が動くパターンであるにも関わらず、値動きがモタモタしているときは早く逃げるなどの予防策を普段から取っていれば防げることが多いです

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