オージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの朝の時点での4時間足チャートを基に環境認識の紹介と同時に、チャートの見方、トレードとの向き合い方をお伝えします
今回の記事のテーマは移動平均線
前回の記事でこれから移動平均線に紙面を割いて解説しますと予告しましたので、移動平均線について今までと少し違った視点で見ていただけると、かなりチャートの見方が変わるはずです
私自身もこの見方で勝てるトレーダーになりましたので、移動平均線の色んな側面の内の一つとして解説します
2021年5月14日オージードル環境認識
日足↑
4時間足↓
1時間足↓
昨日の下げで4時間足の押し安値を僅かながらも割った認識です
今保合状態ですが、売り目線で
戻り待ちで!
このチャートには2本の移動平均線を引いています
どちらも20期間の移動平均線です
青色が4時間足の20期間の移動平均線(ここから略して20MAと表記します)、赤色が日足相当の20MAです
1日は24時間ですから、4時間足に慣らすと6倍、つまり20MA×6=120MAです
20MAが世界のトレーダーの主流の表示ということで表示させてますが、とはいえ、トレーダーはさまざまな期間で表示もさせているでしょうし、そもそもトレードする時間足もバラバラなのでどんな時間足のどの期間の移動平均線に優位性があるとは言え無いのですが、相場の方向性をみる上でやはり移動平均線は欠かせません
移動平均線の波レベルでダウをカウントしてみよう
その移動平均線の波レベルでダウをカウントしてみます
先程の4時間足チャートに簡単にざっくりと移動平均線の波単位でダウをカウントしてみました
最初ダウ理論を学んで、どうダウをカウントするか必ず迷うと思うのですが、細かく見過ぎたり、逆にかなり大雑把に大きく見すぎたりして正確にダウをカウントするのに、かなりの時間をかけて技術を成熟させていかないといけないのですが、移動平均線の波単位でカウントすると簡単ですし、これで自分なりの基準が出来るので、毎回ブレずにダウをカウントできるとようになります
ここが重要です
ブレない
相場で儲けるというのはこれから毎日チャートを見続けなくてはいけないですし、最重要なのはダウのカウントです
これが毎日チャートを見るたびに、ブレて勝てるようになると思いますか?
いくらトレードノートをつけても、毎日トレードの基礎となるダウのカウントがブレていたら、比較も何もありませんから自分の成長度合いも見れないのです
次は同じオージードルの日足チャートに先ほど、4時間足の移動平均線の波単位で引いたダウをそのまま引いてみました
赤丸で囲んだ部分が4時間足チャートでお見せしたところになりますが、きっちり日足のダウをカウントできてませんか?
移動平均線レベルでダウとカウントすると、一つ上の時間足の(ローソク足でカウントする)ダウと一致します
つまり、移動平均線レベルで見るとチャートを切り替えなくても一つ上の時間足が確認できるのです
チャートを見る上でよく言われるマルチタイムフレーム分析、つまり上位足から下位足を順に見て分析していくことが大切なのですが、移動平均線レベルでチャートを見ることで、ある意味、たくさんのチャートを開かなくても分析できるわけです
私はチャートに押し安値、戻り高値を引いていますが、これも移動平均線レベルでカウントしたのを使用しています
例えば4時間足チャートを見ていても同時に日足のトレンド方向も瞬時に把握しているわけですし、前述の通り、日足の移動平均線も引いていますので、週足のダウも大体の方向性はわかるわけです
これはかなり便利だと思いますし、チャート分析のミスもしなくなります
また、移動平均線で高値切り下げ、安値切り下げというのは上位足でのローソク足での高値切り下げであり、安値切り下げとなり、もちろんダブルトップ、ダブルボトムも同様です
この移動平均線レベルでダウをカウントする、ダウを見ることで、チャートを見る景色が変わります
是非、実践してみてください
2021年5月14日ドルカナダ環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↑
前回(昨日)の記事4時間足のトレンド転換から買いと書かせていただきましたが、エントリータイミングとしては夜中だったので手が出せず
一旦1時間足↓トレンド転換、再度↑転換くらいから狙いたいです
2021年5月14日ドル円環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↑
日足の目立つ高値、超えそうで超えず下げてきました
過去の高値に支えられてからの押し目買いを狙いたいです
2021年5月14日ポンドドル環境認識
日足↑
4時間足↓
1時間足↓
見事トリプルトップでの高値にサポートされましたが、まだ買える形にはなってません
せめて1時間足が↑トレンド転換はして欲しい!
そして上位足には逆らったトレードと言う認識を忘れずに!
2021年5月14日ユーロドル環境認識
日足↑
4時間足↓
1時間足↓
現在4時間足と日足の方向が逆で、ちょうど拮抗しているようです
買うにしても、売るにしても、この4時間足と日足の仁義なき戦いの結末を見てからで遅くありません
この日足と4時間足の戦いは最終的には損切りという血を見る結果がどちらかに待っているという、本当に仁義なき戦いなんですよ(笑)
冗談は差ておき、本当に決着がついた後から参戦するのがベストです
第二次世界大戦のソ連が日本に参戦した時みたいな、絶対勝てる戦しかしないのがトレードで生き残って勝つ道です
まとめ
ダウのカウントはトレード初心者にとってはかなり難しいし、中級、上級者にとっても何か基準が欲しいもの
そこで移動平均線の波レベルでダウをカウントすると簡単で基準ができるので、ブレなくなります
更に移動平均線レベルのダウは、一つ上の時間足のローソク足のダウに相当するので、常に上位足を意識したトレードが可能となるすぐれもの、是非今から実践してみてください
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