2021年6月2日朝時点でのオージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの環境認識と、一つのテーマを掘り下げて、トレードとの向き合い方、チャートの見方を解説します
今回の記事のテーマは「上位足の高値、安値ブレイクエントリー」についてです
オージードル環境認識
日足↑
4時間足↑
1時間足↑
トレンドは全て↑、よし、買うぞと行きたいところですが、1時間足のエリオット5波っぽい、今の流れでは正直買い辛い
買うにはまずこの高値を抜くこと!
この1時間足のエリオットの5波“っぽい“というのはこういうことです
当ブログで何度も書いてますが、移動平均線レベルでのダウカウントは一つ上の時間足のローソク足レベルのダウカウントに相当しますので、15分足チャートを使って説明します
1波が1番長いのはご愛嬌ですが、2波、3波とあって、その後2回高値抜けずに、下げて4波、少し高値を抜けて5波と数えました
なかなか微妙なカウントなので“ぽい“のですが、上昇幅が減少していて上げるエネルギーに乏しいという意味も含めて5波と表現しました
エントリータイミングとして3波を推奨していますので、5波までは常に意識して見ていますが、経験上として5波でのエントリーは、リスクが高いです
詳細はまた、折を見て解説していきますが、できれば避けるのがベストであり、3波の高値、安値までの距離でリスクリワードが合うのか、どうかを考えてエントリーを考えるべきですね
いくら4時間足で見た相場環境から見て、買い、売りでもトレード足で見ると入れないことはザラにありますので、そこは注意してみてください
ドルカナダ環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↑
正直ヒゲで4時間足押し安値割ったか?微妙なのですが、形としてはダブルボトム、1時間足も↑トレンド転換したので、買いやすい形
買い目線、押し目待ちで!
ドル円環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↑
急騰後、支えられていて高値を割ったが、別の高値に支えられ1時間足トレンド↑転換
買い目線、押し目待ちで
前日からトレンド転換後の初押し狙いで買い目線で監視していました
これ、前日のTwitterにアップしたチャートで、買い宣言していた訳ですが、この後、
今朝9時台あたりのチャートですが、昨日の上昇を全戻し、つまりダブルボトムから一気に上昇してしまい乗り遅れました…残念
ダブルボトム、ダブルトップからのエントリーは、逆指値注文を入れ難くて難しいです
チャート貼り付きで、かろうじてエントリーできるかな?という形でした
ポンドドル環境認識
日足↑
4時間足↓
1時間足↓
昨日週足レベルの高値を超えるか、抑えられるか?!と書きましたが、ヒゲで抜けて下落
一気に売り優勢の形、戻り待ちで
さて、ここから本日の記事のテーマとなります
上位足の高値超え、安値超えのブレイクエントリーの危険性
ブレイクエントリーがNGと聞くと、「えっ、どうやってエントリーするの?」とお思いかも知れません
決して全てのブレイクエントリーを否定している訳ではありませんし、トレード足では高値超え、安値割れエントリーがセオリーです
そうでないと、兼業トレーダーさんは、逆指値注文でエントリーが基本と思うので、エントリーが出来なくなります
ここでNGと書いているのは、1時間足、4時間足、日足の高値超え、安値割れでのブレイクエントリーです
今回取り上げたポンドドルは、週足レベルでの高値、つまり日足の高値を一瞬、ヒゲで超えた後、一気の下落でした
これ日足で見るとどうなるか…
超えているか、どうか全くわかりません(笑)
普段見ているチャートでは超えていても、上位足のチャートでは、全く超えていないのです
各時間足それぞれを主戦場としているトレーダーは、当然トレード足のチャートを見てエントリーしています
ましてや日足の高値を15分足のタイミングでブレイクエントリーなんてサイズ感合わなさすぎなのです
超えていない、ダブルボトムだ!はい決済、下げてきたら新規の売りで急落…何てよくある光景です
だから、1時間足のトレンド転換後の、初押し、初戻しをエントリータイミングとして推奨しています
前述のドル円でも、1時間足の高値ブレイクで入ったら、こんなリスクリワードが合わないトレードになります
利益が少なく、損切り幅も大きく、含み損こんなに耐えてようやく…含み益です
こういうトレードしている人多いのでは?
よくいう、コツコツドカンの人これですよ
でも、これ気づいた人居るかも知れませんが、1時間足トレードやっているんですね?
損切り幅も1時間足の押し安値なので、これを15分足で取りに行けば、リスクリワード全く合いません
私も初心者の時に、やってました
マルチタイムフレーム分析の最初に引っかかる罠とも言えるものです
上位足のブレイクエントリーは、その上位足トレードだということを認識しましょう
これ続けていたら、絶対に資金を溶かすNG行為なのです
ユーロドル環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↓
昨日4時間足の押し安値を割ってきました
ここからは売り目線、戻り売りといきたいですが、気になるのは4時間足20MA(青)支えられる形になってます
反転上昇も視野に入れて見ていきたいです
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