【トレードの極意】高値を超えれば、支えられるのを待ち、安値を割れば抑えられるのを待つ

今週のチャート振り返り

先週(2022/01/17-21)のチャートの振り返りと、トレードの反省会をこの記事で行いますが、記事を書く前に、実際にチャートにどういう風にエントリーすべきかを書き込んで素材を作り込むのですが、そのエントリーパターンのほとんどを見てみると、高値を超えて支えがあるか、もしくは安値を割って抑えられているのかの2パターンでした。

ある意味トレードの王道とも言える形でもありますし、勝率も高く、伸びる可能性もあるパターン。

当ブログでも色々こういうパターンは鉄板ですよと書いてますが、この高値切り上げ後、支えがあるのも、安値切り下げ後、抑えがあるのも、その鉄板パターンである、エリオットの第3波目でもあるし、下位足の移動平均線に対する上位足の移動平均線のグランビルになることも多いです。

支え、抑えがあることで逆行しにくいので、より勝率を高めることが出来ます。

勝率が高いところは、相場を見ている人は同じことを考えるので、より資金が入るので、伸びる、つまりリスクリワードも高くなります。

では、実際のチャートを使って見ていきましょう。

高値を超えて支えられる、安値を割って抑えられる…鉄板パターン

2021/1/25の11時ユーロドル1時間足チャート

今日のユーロドル1時間足チャートです。

継続して安値切り下げしています。

要するに下降トレンドということ。

安値切り下げているということは、買っているトレーダーは、常に損切りに遭い、相対的に買いより売りが多い相場だということ。

売りが多いということは、例え上昇したとしても、高値が切り下げする可能性が高い。

そういう中で、過去の安値で抑えがあれば、それ以上上がらないということを意味するので、その安値割れには新規の売り注文が入ります。

実際、上記のチャートでも、高値が切り下がっているのがわかります。

1時間足では逆三尊を形成中であり、売りにくい形ではありますが、抑えでダブルトップになり、これ以上上がらないと相場がシグナルを出しているのでその安値には新規の売り注文が入ります。

エリオットのチャートの説明は省きますが、上昇ダウが続いているときに、安値を割れば、その値動きがエリオットの売りの第1波、その後高値切り下げの可能性が高い(その戻り目が第2波)高値に抑えられての下落が、第3波で、エリオット理論から、第3波は、第1波でできた安値を割るのが条件なので、また安値が切り下がる、高値切り下げの可能性が高い…とダウが継続する限りこの動きが継続します。

また、4時間足移動平均線に対し1時間足移動平均線のグランビルになっているのがお分かりでしょうか?

4時間足移動平均線が下げているときに、1時間足ローソク足が押し戻しつまり安値切り下げしていくと、こういうグランビルになりやすいです。

安値切り下げというダウでの根拠とともに、グランビルという移動平均線での根拠もプラスされている相場です。

実際、このあと、こういうふうに伸びてます。

2022/1/25の20時ユーロドル1時間足チャート

また、安値切り下げしたので、再度、過去の安値を探して抑えられる売りチャンスを待てば良いのですが、あまり追っかけると、今まで売っているトレーダーが決済を待っているので、反転すれば即決済の買いが入るので気をつけなければいけません。

いずれにしろ、安値を切り下げれば下降ダウが始まり、高値切り下げの可能性が高いので、過去の高値に抑えられるのを待つ、逆に高値を切り上げれば、上昇ダウが始まり、安値切り上げの可能性が高いので、過去の安値に支えられるのを待てば良いです。

その際に、移動平均線の向きに注意すれば、4時間足移動平均線に対する1時間足移動平均線のグランビルも形成されやすいので、より伸びる根拠が増していきます。

こうすることで、ダウ+レジサポライン+エリオットの第3波+グランビルと誰もが知っている根拠が複合するトレードができます。

鉄板トレード、まさに、トレードの極意というのも大袈裟ではないですよね。

この後、先週のチャートを振り返っていきますが、この鉄板パターンが度々出てきます。

確認してみてください。

2022年1月17日-21日 ドル円チャート振り返り

2022年1月17日ー21日ドル円チャート

先週は大きく下げた後の、反転上昇のその後という値動きでした。

4時間足で三尊が形成され、その右肩安値割れから、売りという流れですね。

先ほど、書いた通りに、①も②も安値割れ→高値切り下げ→過去の安値で抑え→安値割れから売りという鉄板パターンで②は、特に4時間足移動平均線に対して1時間足移動平均線のグランビルになってます。

2022年1月17日ー21日 ポンドドルチャート振り返り

2022年1月17日ー21日ポンドドルチャート

先週は4時間足では、ダブルトップネックライン割れで下げた後、4時間足の高値を一瞬超えましたが、変形三尊から安値を割っていきました。

その中で①はカウンタートレンドライン割れからエントリー可能

カウンタートレンドラインは斜めのネックラインと考えていただければOKです。

ネックラインを割ったので、エントリーですね。

②は何度も説明要りませんね。三尊の安値を割って三尊のネックラインに抑えられて、その安値割れからエントリーです。

③も同じく、三尊の右肩安値割れ、三尊のネックラインに抑えられてのエントリーです。

2022年1月17日ー21日 ユーロドルチャート振り返り

2022年1月17日ー21日ユーロドルチャート,

先週は長らく続いたレンジを上抜けした後、ダブルトップから下げてきたという相場です。

①は、そのダブルトップのネックラインに抑えられ、カウンタートレンドライン割れからのエントリーです。

②もネックラインに抑えられて、出来上がったボックスの安値割れから。

③はこれまでの売りの手仕舞いから上昇を、カウンタートレンドラインを割っての下げ

ここは見ていたのですが、荒れていたのを見て手が出せず。

2022年1月20日ユーロドル15分足チャート

4時間足の売りの損切り注文が入ってあるであろう高値を超えていないので、上昇が続いてましたが、ここは売りと考え、カウンタートレンドラインをスマホのMT4に引いて待ってました。

しかし、カウンタートレンドラインを割った時は仕事中で見てなくて、この荒れ相場に手を出せず…。

この原因としては、相場参加者がここが安値、つまり買いの損切り注文が入っている安値候補が多数あったことです。

損切り注文が入っている安値は、割れば、買い注文の解消の売りが入り下げるのですが、安値の上には機関投資家などが、リスクヘッジの買い注文を入れることが多いので、売り買いが錯綜します。

このユーロドルは、そういう安値が多いので、これだけ荒れたということ。

実際に、チャートを見ていただくと、安値で反応しまくってますよね。

安値群を割ると、スーッと下げていきました。でもこの時間帯はNY時間で深夜でエントリーできません。

2022年1月17日ー21日 オージードルチャート振り返り

2022年1月17日ー21日オージードル

先週は4時間足で、三尊から下げて、その後上昇した相場。

①は安値割れのネックライン抑えからボックス安値割れ、しかし、ここ入っていたら、トントンか負けてたかな?

その後、4時間足の高値を超えたので、押し目待ち。

②は揃っている高値超えからの買い。ただ1時間足MAが伸びきっているところからのエントリーなので、15分足でサクッと。

③は、その上昇の後のネックラインを割り、そのネックラインに張り付いたようなボックスの安値割れから。

オージードルって、NY時間で動いた後に、東京オープンを待つように、こういうボックスを形成することが本当に多いです。

私は朝バタバタしていて見逃してしまいましたが、東京オープンで、こういうボックスが出来ていれば、是非、高安値に逆指値注文を入れておくのも良いですね。

2022年1月17日ー21日 ドルカナダチャート振り返り

2022年1月17日ー21日ドルカナダチャート

先週は、レンジからの上昇という相場。

①は、安値割れからの抑えがあってからの下げ。ここはチャート見ていました。

NY時間で深夜帯。レンジっぽいので、迷って入るの辞めました。

このチャートの振り返り、指標発表とか、時間帯とか無視してます。仕事中で見れなくて入っていないのが実際多いです。チャートの形から考えてます。そこはご了承ください。

②もチャートを振り返って、ここは改めて入られたのかなと思い書きました。

4時間足の高値を超えて、買いが入りやすい。支えあり、逆三尊にもなってますね。カウンタートレンドライン超えから入れていましたね。

リアルタイムはレンジなので、レンジの高値超えからで良いわと思いスルーしていました。

2022年1月17日ー21日 NYダウチャート振り返り

2022年1月17日ー21日NYダウチャート

NYダウですが、今までの上昇が嘘のように下げてますね。

まあ、これくらいの下げは暴落には入りません。

日足の目立つ安値を割っていくと、ただ、更に大きく下げる可能性があります。

前述の安値割れ、そのネックラインで抑えられて下げというのが日足レベルで起きます。

私もSP500連動投信を買っているので気にはなりますが、安くなれば買い足せば良いだけです。

そして下げを取れば、買い足しの資金調達になりますからね。

この下げの中、取れるのはこの①だけ。

こちらも三尊右肩安値割れでその安値で抑えあって、カウンタートレンドライン割れから。

あとは、大きく戻した後のネックライン割れくらいでしか入るタイミングありません。これでは損切りが大きく、リスクリワード合いません。

下げ相場が続いたとしても入れない時はあるもので。

2022年1月17日ー21日 ゴールドチャート振り返り

2022年1月17日ー21日ゴールドチャート

先週は今までの上昇の押し目の下げがあった後上昇という流れです。

①は、この4時間足チャートではヒゲで高値を超えたと書いてますが、リアルタイムではダブルボトムで抑えられたと考え、売りました。

2021年1月17日ゴールド15分足チャート

ただし、安値を割らず反転して上昇したので、一旦逃げました。

再エントリーも考えましたが、4時間足でヒゲで高値超えたと認定し、買い待ちへシフト。

②は、その後、4時間足で安値を割ったので、高値切り下げ待ち。

抑えあって、ボックスの安値割れからエントリー。ただし仕事中で入れず。

ここ入っていると良くて、建値決済か…。

③は、リアルタイムで見てませんでした。

高値抜けてから、支えあって買うのが基本戦略なのでここはスルー。

しかし、後から見るとカウンタートレンドラインが引け、抜けた後にボックスが出来てます。

前述の通り、カウンタートレンドラインは、斜めのネックラインなので、抜けて、ボックスで支えが出来て高値超えは充分買えますね。

水平線だけでなく、買い待ち、売り待ちの場合は、カウンタートレンドラインを引いて待つのが賢明です。損切りを最小限にしてトレードできます。

その上昇の後、三尊が出来てましたが、15分足でサクッと取れると思い、エントリー④

2022年1月21日ゴールド15分足チャート

1時間足レベルの高値切り上げ後の押し目待ち。損切りも小さくできると考え、エントリーしましたが、15分足移動平均線の転換の根っこからも乖離して即損切り。

4時間足でも三尊を形成しつつあったのに、これは完全に凡ミス。

最後に⑤

2022年1月21日ゴールド15分足チャート②

上位足に支えられ、15分足で安値切り上げでエントリー。

「あれれ、高値超えて、安値で支えられてからのトレードじゃないんですか?」と言われそうですが、まさしくそうで、良いところを仕事中とか、夜中でエントリーできない中、先程の損切りを取り戻そうと、エントリーしてしまいました。

結局、1時間足の戻り高値に抑えられて、反転下落、そこでサクッと利確すればよかったのですが、反転上昇を期待してしまって、結局損切り。

安値切り上げからのトレードはこのように高値を超えないことも多く、難易度が高くなります。

みなさんは、気をつけてトレードしましょう。(笑)

高値切り上げで、安値切り上げ待ち、支えられての買いエントリー。

安値切り下げで、高値切り下げ待ち、抑えられての売りエントリー。

しっかり頭に叩き込んで、チャートに向かいましょう。→自分への備忘録。

先週のトレード反省会

結局今週は、良いところを仕事中や、夜中、見逃しでトレードしたのはゴールド3回のみ。

ゴールドは、ご存知の通り、ボラが大きいので、細かいところでも数10pips取れるので、良い形で無いのに入ってしまいます。

ゴールドも他のペアと同じく、4時間足の高値切り上げ、安値切り下げ局面でエントリーを心がけます。

今週は良いトレードできるようにしていきたいですね。

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