先週は週半ばにFOMCがあり大きくドル高に振れました。
FOMCは夜中にあり、普通に仕事している人はこのタイミングでは入れないので、翌日に上昇や下落の途中からしかエントリーできないので、余程抑えや支えが効いているか、しっかりした押し目や戻り目が無いと入れない。
しかし、大きな上昇や下落を指を咥えたまま何もできずに見ていると、どうしても反転の下落や上昇を獲りに行きたくなるもの。
でも、それが大きな落とし穴なんですね。
人ってどうしても目の前の大きな獲物を取り逃がしてしまうと焦ってしまい、そういう上位足に逆らったリスクのあるロクなトレードしかやらなくなるんですよね。
上位足に逆らうということは、伸びるリスクリワードの良いトレードができないと言うことです。
もしやるとなっても、5分足や15分足でサクッと反転したら即終了のようなトレードになります。
といっても、たまにそういうエントリーが伸びることがあるので、一回そういう美味しい思いをすると、もう一回そういうこと無いのかなとやっちゃいがちですが、基本やらないのが無難です。
デイトレは4時間足の高値切り上げ、安値切り下げでエントリーの準備をすれば良い
デイトレの定義は、ハッキリしていないですが、半日もしくは1日ホールドできる15分足トレードとするなら、4時間足の助けが欲しいです。
つまり、4時間足の方向に1時間足、15分足の方向が揃うタイミングでエントリーをする。
といっても、それぞれの時間足の方向がバラバラになることも多いですよね。
じゃあ、いつ揃うのか?
簡単です。
4時間足の高値を超える、もしくは安値を割れば、それより小さな時間足のダウは同時に転換します。
しかし、高値を超えるとき、安値を割ったときにエントリーすれば、それは4時間足トレードになるので、高値を超えてから、押してきて、高値に支えられれば買う、安値を割ってから戻してきて、安値に抑えられれば売れば良いのです。
例えば、4時間足の高値を超えてダウが上向きに転換する。
その時は、下位足である1時間足や15分足も上昇ダウに転換しますが、その上昇も時間を経ると決済の売りも入って下げてきます。つまり押し目をつけにいきます。
その時、15分足からダウが下降ダウに転換していきます。次に1時間足の安値を割れば、上昇ダウが崩壊、そのまま4時間足の安値を割れば、買えませんが、安値を割ることなく、過去の高値などに支えられて、下位足からつまり15分足の高値を超え、上昇ダウへと転換していきます。
そのタイミングで買いエントリーすれば上位足の流れに沿うトレンドフォローのトレードができるわけです。
この後に、先週、どこでエントリーすべきと思えるポイントをチャートで振り返っていきますが、そのポイントは、まさしく先ほど書いたことを忠実に再現しているだけなので参考にしてみてください。
2022年1月24日ー28日 ドル円 チャート振り返り
先週は、それまでの下落が下げ止まって反転上昇した1週間でした。
元々、日足は上昇トレンドの中、日足でダブルボトムで支えられ、「これは思いっきり上がる」と見て買いエントリーしようと待ってましたが、なかなか上昇せず、仕事などでチャートを見てない間に、①ダブルボトムと逆三尊からの右肩高値超えから上昇していきました。
4時間足チャートに書き込んでますが、4時間足の高値を超えた時点で、買い準備はしていました。
細かくとれる技術のある方は、丸で囲んだ部分もサクサク獲りに行けるのでしょうけど、私はそういう細かいトレードは普通に負けるので、原則やらないようにしています。
そういった理由もあり、あまり熱心にみていなかったのは事実。
ダブルボトムからの逆三尊で1時間足の形も綺麗でした…。
仮に入っていたとしてもFOMCがその日あったので途中手放して、この上昇全部はホールドできなかったでしょうけど、取れなくて残念でした。
この上昇の途中で入れば良いと思われるかも知れませんが、はっきりとした支えも無く、ガッツリホールドなど、無理な話です。
2022年1月24日ー28日ポンドドル チャート振り返り
先週のポンドドルは目線が忙しかったですね。
4時間足の高値超えで押し目待ちから、再度安値を割って戻り待ちへ。
そのような中①は、1時間足でもわかる三尊のネックラインを割り、更にネックラインで抑えられてカウンタートレンドライン割れでエントリー。
そこから上昇に転じますが、②は、再度安値を割って、ネックライン割れでのそのネックラインの抑えからエントリー。
2022年1月24日ー28日 ユーロドル チャート振り返り
ユーロドルは、継続して安値切り下げ、下降トレンド継続中なので、売りの一手。
①、②、③とも、過去の安値で抑えられてという形ですが、①はかろうじてトントンで逃げられるかどうか、②③はボックスになって収縮しているところからの安値割れで。
④は抑え及びカウンタートレンドライン割れで、ここから伸びてますね。
2022年1月24日ー28日 オージードル チャート振り返り
4時間足で微妙に高値を超えてますが、とはいえダブルトップ形成で、ここからの下げを獲りに行きたいところ。
①は、過去の三尊のネックラインに抑えられて、カウンタートレンドライン割れからガツンとエントリー。
②は下げの途中でありますが、一度1時間足で高値を切り上げて下降ダウ解消の後の再度の下降ダウ転換から行きたいところ。そこで過去の安値で抑えられてからのエントリー。
2022年1月24日ー28日 ドルカナダ チャート振り返り
先週は、4時間足の高値を超えたところから押し目待ちで買い相場。
その超えた直後から、①から支えあり、カウンタートレンドライン超えからエントリー。
この①の一気の上昇の押し目を待ちたいところですが、②は、4時間足で安値を割ってネックラインで抑えられて、更にボックス安値割れで、ここは実際にエントリーしています。
③はその押し目待ちで過去の高値で支えられて、ボックス高値超え。
④は過去の高値に支えられてですが、ここは1時間足でもダウが崩れていないので、15分足でサクッと決済ですね。
2022年1月24日ー28日 NYダウ チャート振り返り
先週のNYダウ30種平均の先物チャートですが、続いていた下落から4時間足で揉み合いながら、高値を切り上げて、押し目待ち。
①は小さくできた逆三尊の高値超えからエントリーです。
この後は、4時間足で高値を切り下げ、安値を切り上げていくという三角持ち合いに入り、エントリーは見送りになります。
こうなると、高値を切り上げるか、安値を切り下げるまで待ちです。
2022年1月24日ー28日 ゴールド チャート振り返り
ゴールドは先週はガツンと高値を切り上げて、ここからの再度上昇を狙ってました。
他のペアの良いところを獲り逃してしまったのは、ゴールドを集中して見てたからです。
しかし、①は何度も抑えられている高値超えのタイミングでのエントリーは得てして、騙しにもなりやすいので、この高値に支えられてからのトレードで良いと割り切りスルー。
しかし、支えられるどころか、FOMCを前に下落スタート。そしてそのまま戻りもつけずに下げて行ったので何もエントリーすることなく指を咥えて見送るだけになりました。
この押し目もつけずに、戻り目も無しに一気に行ってしまうパターンが1番応えますね。
私のエントリーのやり方だとまず獲れませんからね。
先週のトレードの反省会
ゴールドにうつつを抜かして、エントリーしたのは先週ドルカナダだけ。
それも逆張り気味のエントリーでしたからね。
逆張り気味なので、安値を割らず反転で決済しましたが、その後安値割って、そこそこ伸びたのは悔やまれます。
後、一つの通貨ペアばかりに集中しすぎると、他のペアのエントリーチャンスを失います。
しっかり順序をつけて監視する必要があります。
逆に、同時に3ペアくらいエントリーして雑な決済するときもありますから、そこはバランスを取っていく必要があります。
コメント