デイトレ、まさしく1日の間に収めるトレード。
ということは、その日に日足の方向、具体的に言うと、その日の日足が陽線になるのか、陰線になるのかでトレードの結果は大違いになるはずです。
その日の日足のローソク足が陽線が出ているのに、売ったり、逆にローソク足が陰線なのに買ったりすれば、そのトレードはかなり苦しい結果になるのは見えてますよね。
と言っても、その日の日足のローソク足が陽線が出るのか、陰線が出るのか、毎日当てるのは難しいです。
ただし、その日の日足のローソク足が陽線が出易いのか、陰線が出易いのか、局面によれば、わかりやすいところがあります。
それについて解説します。
その日の日足のローソク足が陽線か、陰線かがわかる可能性の高い局面
その日の日足のローソク足が、陽線か、陰線かがわかる可能性の高い局面というのは、普段このブログでもこういうの鉄板パターンですと書いている局面を流用して考えると良いです。
例えば、このポンドドルの日足チャートをご覧ください。
ネックラインを一度割って、その後、一旦戻して、そのネックラインに抑えられた…とすれば、その日のローソク足は、下げていくので陰線が出ています。
「ネックライン割れ(超え)からのネックラインで抑え(支え)からの売り(買い)」というのは、ダウも転換し、その転換後の初戻し(初押し)で更にレジサポラインで抑え(支え)られているところは鉄板中の鉄板というのは何回も当ブログで書かせていただいていること。
という風に普段トレード足で見ているような、上に行きやすい、下に行きやすいと思える局面を日足チャートを見て探せば良いわけです。
当然、日足で陽線が出る日に買えば、もしくは陰線が出る日に売れば、当然伸ばせますし、1日ほったらかしのトレードも可能かも知れませんし、当然勝ちやすい。
ですので、毎日、一回必ず日足をチェックして、今日は陽線が出やすいのか、陰線が出やすいのかを確認することは必須と言うことです。
極端に言うとそういう日だけトレードすると決めるのも有り。
毎日トレードしないといけないわけではありません。私たちは、証券会社や、ファンドのトレーダーではないからです。
仕事としてトレードで毎日成果を出さないといけないわけではないですよね。
あなたを監視している上司もいませんからね。
わかりやすい、勝ちやすいと自信のあるところだけトレードすればいいのです。
この後はいつものように監視ペア5つの1週間のチャートの振り返りを行います。
2022年3月14日−18日 ドル円チャート 振り返り
ここからやってくチャートの振り返りとは、今週1週間のチャートを振り返って簡単な過去検証をやってくという趣旨で行います。
時間帯とか、指標発表などは考慮せずに、単にチャートの形で見ていってます。
では、ドル円を見ていきます。
ここ2週間ほど、4時間足では継続して高値切り上げしているので、押し目待ちですね。
その中で①は過去の高値に支えられボックス高値超えからのエントリー。
チャートでよく言われる「収縮から拡散」するところは伸びると言うことですね。
②は過去の高値に支えられて、カウンタートレンドライン超えからのエントリー。
Twitterでもつぶやいたのですが、朝方から動いていてバタバタの時間でチャートをチェックできず、取り逃がしたところでした。
カウンタートレンドライン超えどころか、15分足の高値も超えてしまっていたので、エントリーは諦めました。押すのを待っていたのですが、「押し目待ちに押し目来ず」の格言通り、行ってしまいました。
2022年3月14日−18日 ポンドドル チャート振り返り
今週のポンドドルは、先週からの下落相場から下げ止まり反転して4時間足の高値を超えたので、押し目待ちの1週間。
①が先ほどと同じくボックスの高値超え、収縮から拡散ですね。
後、付け加えると、週半ばにFOMCがあり、良い感じで押し目をつけにいってくれたはずなのに、ギュっと時間を短縮した形で大きく上下してエントリーチャンスを逃した1週間でもあります。
これはポンドドルに限りません。仕方ないですけどね。
2022年3月14日−18日 ユーロドル チャート振り返り
ユーロドルは、4時間足で高値を切り上げて押し目待ちの1週間でした。
その高値を切り上げての初押しが①になります。
ダブルボトムからのボックス高値超えからのエントリー。
②は、過去の高値に支えられて、カウンタートレンドライン超えからのエントリー。
②の箇所をこれもTwitterで呟いてました。
15分足で見るとこのような形になります。
2022年3月14日−18日 オージードル チャート振り返り
オージードルは、週半ばに4時間足が安値切り下げでん戻り待ち。そして後半には反転上昇し、高値切り上げ後押し目待ちでしたが、下げの途中であったり、上げの途中であったりして入るべきところはありませんでした。
当然、4時間足の方向を無視して、1時間足だけを見れば、早めに入ることができますが、それでは上位足から見ている意味もありませんし、トレンドフォローで無くなりますからね。
ちなみに、上げ下げの途中と言っているのは具体的に言うとダウのこと。上昇ダウの途中で買わない。下降ダウの途中で売らない。あくまでも転換のタイミング、もしくはその転換の後の初押し、初戻しを狙うのが、勝率も高くなりますし、伸ばせるトレードがし易くなります。
2022年3月14日ー18日 ドルカナダ チャート振り返り
ドルカナダは、4時間足で上昇後、安値を切り下げ押し目待ち。
①は、ネックライン割れからのそのネックラインで抑えられての下げ。
冒頭に申し上げた鉄板パターン。
しかし、4時間足で伸びていた後で、躊躇してしまい手を出さなかったところです。
ボックスになっていたので、ここは手を出すべきでしたね。残念。
トレード反省会
今週はノートレード。
前述の通り、週中にFOMCがあったために、取りに行こうとした押し、戻りが、グチャと時間軸を両手で横から抑えられて縦長になったみたいな形で獲りにくかったです。
来週はしっかり取れる形のところは取っていきたいですね。
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