こうなったら下がるはず、もしくは上がるはずと思っているのに、その方向に動かない時ありますよね?
そういう時に気をつけないといけないことを書きます。
なぜ、こんなことをブログの記事にするかというと、実は私そのものが、今回まさしくその体験をしたからです。
ポンドドルで2回トレードしたのですが、いつも、このブログで書いている下げる形なのに、下げ切らなかったのです。
少し、このトレードについて詳しく書いてみます。
思うように相場が動かないときに気をつけること
このポンドドルの2月8日の朝の時点でのチャート。
4時間足ではっきりとわかるネックラインを割り、売り優勢となり更にネックラインで抑えられる鉄板パターンとなってます。
そこで売りエントリーをしました。
しかし4時間足レベルの抑えが効いているのにも関わらず反転上昇して行きました。
おかげで損切りです。
なぜ、こうなったのかは後で気づきました。
左側の大きな上昇、日足レベルでの上昇の半値でちょうど支えられているのです。
日足は高値切り上げ、押し目待ちだったということ。
基本、4時間足の方向で充分勝負できますが、こういう上位足の押し目や戻り目の一発目は、そこを狙って注目しているトレーダーが確実にいますので、注意が必要ということです。
どうしても、こうなれば上がる、下がるという形は確かにあるのですが、それだけに注目し過ぎると危ないですよということです。
他にも上位足の節目、トレンドラインなど反転しそうなところは気をつける。
チャートは近視眼で見ないこと。
各時間足の思惑あるので、そこを留意してトレードしないといけません。
今回伝えたいのはこのことでした。
さて、ここから先週のチャートの振り返りを行なっていきます。
2022年2月4日-11日 ドル円チャート 振り返り
普段、VPSにMT4を入れて見ているのですが、そのVPSのサーバーが再起動して、モニターの解像度が変わってしまい、チャートの縮尺も変わってます。
普段見ているチャートの縮尺変わると見辛いですね。
では、ドル円の振り返りをしますね。
日足レベルの上昇の押し目買いで上昇した週でした。
4時間足のネックラインを超え、そのラインに支えられるという鉄板パターン。
①②とも、その方向に沿って、支え有りでのカウンタートレンドライン超えでのエントリー
2022年2月4日-11日 ポンドドル チャート振り返り
この週のポンドドルは、どちらかというとレンジ気味。
4時間足でも上下に振れてますが、値動きとしては、ほぼ平行。
しかし週の前半は、安値を切り下げてますので、売り目線。
①は抑えあって、その抑えでダブルトップからの下落。
②は、実際にやったトレードで後ほど紹介しますが、ダメダメトレード。
1時間足が上がっている途中で売ってます。
③は冒頭に紹介したトレード。抑えが有ってボックス安値割れ。
その後は、4時間足のフィボの半値で支えられ上昇し、4時間足も高値超えの後の初押し。
④は、支えられてカウンタートレンドライン超えからのエントリー。
その後、大きな上昇がありますが、ここは安値割った後からの上昇で私は獲れません。
2022年2月4日-11日 ユーロドル チャート振り返り
4時間足、少し細かく見過ぎているのかも知れませんが、日足でヒゲ程度で高値超えた後ネックラインを割りました。
1時間足は、レンジ状態。
その中で①は抑えあって、そこからダブルトップからのエントリー。
そして反転上昇して日足でダブルトップからの下落。
ネックラインを割ってからの抑えられという鉄板パターン。カウンタートレンドラインを割ってからのエントリー。
2022年2月4日-11日 オージードル チャート振り返り
この週のオージードルは前半は前の上昇の押し目からの買いで上昇。
後半は、その上昇が抑えられ、日足で高値切り下げで下げた形です。
その中で①は、損切りは大きくなりますが、支え有り(画像は抑えとなってますが間違い)からの揃っている高値超えでのエントリー。
2点以上揃っている高値、安値はその後、そこがレジサポラインとなりやすく、損切りをほぼ建値に移動させられる良いエントリーパターンなのです。
その後の大きな上昇は安値割った直後からの一気の上昇。いくらラインに支えられてても私は獲れません。
2022年2月7日-11日 ドルカナダ チャート振り返り
ドルカナダ、1時間足で見ると、結構大きく上下に振れてますが、レンジ相場。
上昇はしますが、高値に抑えられて下落の繰り返し。週の途中で一瞬ヒゲで安値割れますが、再度上昇という1週間でした。
①の上昇は指標か何かでしょうかね?
4時間足では押し目待ち、カウンタートレンドラインを引いて待っていれば獲れたところかも?…。
あと、②は支えられて、揃った高値超えでのエントリー。損切りはかなり大きいのでリアルで見ると、かなり迷うところだと思います。
2022年2月7日-11日 NYダウ チャート振り返り
この週のNYダウは、下げの継続から、4時間足でレンジ、そこから上昇し、その上昇の押し目を狙っていけました。
しかし、1時間足で見ると1時間足の高値を超えずトリプルトップで買うのは難しい。
4時間足で安値の切り下げ継続し、いくらレジサポラインで支えられたと言っても、一回は高値を超えて、そこの押し目を狙いたいのです。
2022年2月7日-11日 ゴールド チャート振り返り
この週のゴールドは大きく下げた後から上昇し結局、その日足の高値を超えていきました。
①②とも、しっかりレジサポラインで支えられて、ボックスができてその高値超えからのエントリー。
トレード反省会
さきほど、ポンドドルでのトレードを最後に紹介しておきます
このときのトレードなのですが、15分足がまだ下降ダウのままなのに、エントリーしてしまっているんですね。
これはNGのエントリー方法です。
そもそも、押し目買い、戻り売りの定義は、上位足の方向に、下位足(つまりトレード足)の方向が、揃うときにエントリーすることです。
これだけだとわかりにくいのですが、例えば、4時間足の高値を超えてトレンドが転換したとします。
そのときの押し目買いは、その上昇が一旦下げてきて、どこでその下落が止まって、再度上昇するときにエントリーしたいですよね。
それもできるだけ上昇してすぐにです。
でも、4時間足のダウが下を向くほど下がってしまえば、もうこれは押し目買いどころか、もうトレンドが下に転換して、戻り待ちになります。
なので、下位足である1時間足や15分足が下げて、つまりダウが下に転換して、再度上に転換、つまり4時間足と同じ方向を向くときにエントリーするのが、押し目買いです。
私のこのトレードは15分足のダウが下向いているままでエントリーしてしまっているので、売っているトレーダーがいつ決済する、つまり買いを入れてくるのかわからないのです。
実際、下げ止まって、売っているトレーダーが決済して上昇して損切りになってます。
ちょうど損切りしたところが15分足ダウが上を向くところなので、ここから売り待ちになります。
普段わかっているのに、やってしまっているのです。
結構初心者が間違いやすいというか、ミスしやすいところなので、恥を偲んで紹介しました。
コメント