今回の記事のタイトル、少しふざけた感じですが、改めてデイトレレベルでトレードをすると考えた場合、4時間足のトレンド転換の初押しと初戻しを獲りに行くのがベストだと思うので、その解説をしていきます。
4時間足のトレンド転換の初押し、初戻しは値動きが伸びる可能性大
デイトレの定義は特に何と定まって無いですが、私の中では1時間足の一波を獲るイメージがあります。
1時間足の一波というのも曖昧な表現なので、定義すると1時間足の移動平均線(20MA)の一つの波とします。
移動平均線というのは文字通り、1時間足の値動きの平均を結んだもの。
20MAというのは20時間の値動きの平均であるので、1日でコロコロ方向を変えることはありません。
1日のその通貨ペアの方向を教えてくれるものと考えていいです。
その1時間足の移動平均線の一波を15分足でできるだけ損切を小さく、利幅を大きく獲りたいというトレードです。
15分足トレードなのですが、1時間足トレードと言っていいのかも知れません。
そして逆張りでなく、順張り、つまりトレンドフォローなので、1時間足の上位足である4時間足の方向を基本にしています。
よく4時間足の高値超え、安値割れのことをこのブログでも書いていますが、それは4時間足の方向に沿って、トレードを心掛けているからです。
4時間足のダウ、トレンドが転換するところは、下位足である1時間足のダウ、トレンドも当然転換します。小さな波が大きな波に飲み込まれるイメージでしょうか?、逆らうのは大変なのです。
4時間足の方向に1時間足の方向が揃うところが値動きもしっかり伸びます。
字面だけでは、わかりにくいので、チャートを貼り付けます。
直近のポンドドルチャートで上に表示してあるのが4時間足チャート、下が1時間足チャートなのですが、4時間足の安値を割ってダウが転換し、そこからナイアガラの滝のように大きく下げてます。
1時間足チャートでの3波と表示している下げは、1日以上下げ続けてます。1日ホールドできる程の下げなのです。
このようなトレードしたくありませんか?
朝から仕事や用事があっても、気にせずに持ち続けられますよね?
4時間足が大きく動くところは、この位大きく動くのです。
エリオット波動でこの値動きを考えると、ダウが転換した下げが、売りのエリオット波動の第1波目とすれば、その次の下げは第3波目に辺ります。
つまり、4時間足のダウ(トレンド)転換の初戻しに当たるところです。
エリオットの第3波目と書けば良いのでは?とお思いかも知れませんが、安値を割って(第1波目)の初戻し(第3波目)高値を超えて(買いエリオットの第1波目)の初押し(買いエリオットの第3波)と覚える方が簡単じゃ無いですか?
だから前述した「4時間足の高値超え、安値割れ」はエントリーの準備をする目印になるのです。
だから、ここに着目してチャートを見ています。
ここから、先週の各通貨ペアのチャートの振り返りとしていますが、この「4時間足の高値超え、安値割れ」を基準として見ていきますので、参考にしてください。
因みに、ここからのチャートの振り返りは、指標発表の有無、時間帯でのエントリーの可否などは考慮に入れてません。あくまでチャートを見ての判断となります。
2022年2月21日ー25日 ドル円 チャート振り返り
この週のドル円は前半は、4時間足の安値切り下げで戻り待ち、後半は反転上昇して高値超え押し目待ちという動きでした。
①はその戻り待ちの中、1時間足のダウが転換したタイミング。
見ていただけるとお分かりの通り、4時間足の売りエリオットの第3波目に当たるので、大きく下げてます。
その後のレジサポラインに反転しての上昇は1時間足で見て、押し目らしい押し目をつけずに上昇しており獲りづらいという判断です。
2022年2月21日ー25日 ポンドドル チャート振り返り
こちらは先ほど例に挙げたポンドドル。
週中で4時間足の安値を割って、戻り待ち。
①は、1時間足で三尊を形成し、一旦高値を超えて上昇ダウへ転じた後の、安値割れで下降ダウへ転換したタイミングでエントリー。
2022年2月21日ー25日 ユーロドル チャート振り返り
この週のユーロドルは、安値切り下げて戻り待ちでした。
そして①は実際エントリーしたもので、自分の認識としてはリアルタイムでは1時間足のダウの↓転換から入っているのですが、振り返ってみると違いますよね(笑)
この後詳しいトレード報告はしますが、自分で修正しないといけないところですね。
その①の後に、戻してきて、過去の安値にダブルトップで抑えられ、ボックスが出来上がり、その安値から②のエントリーでした。
①で入っていてこの②を逃したのは不覚でした。
2022年2月21日ー25日 オージードル チャート振り返り
この週のオージードルは、週の前半は上昇、後半は下降という流れでした。
その流れの境界線が、今日のブログでも書きました4時間足の高値、安値ですね。
①は4時間足で安値切り下げ、戻り待ちの中、1時間足のダウ転換からのエントリー。ただし、ここは損切りがかなり大きいので積極的に入るところではないでしょうね。これ入っていても、トントンか損切りしていますね。
②はその後、4時間足で高値を超えた後の、初押し狙いで、過去の高値に支えられて、1時間足のダウが上へ転換したタイミングとなります。
その後の急落はほぼ戻り目をつけずに下げており、入る機会がありません。
また、その後長い下ヒゲをつけての上昇も4時間足では押し目をつけずの一気の上昇で、入るタイミング無かったです。
こういう風に一直線に下げた後、もしくは上げた後の反転は、同様に一直線に上昇、下落しやすいです。
結局はっきりとした押し目、戻り目が無いので、相場参加者が意識するラインが無いので、一方方向に値動きしやすくなります。
2022年2月21日ー25日 ドルカナダ チャート振り返り
この週のドルカナダは、上昇しては、下げ、また上昇しては下げと忙しい相場。
その中で①は、4時間足の高値を超えて、一発目の押し目狙いです。
一旦1時間足が下げダウになり、再度上昇して過去の高値に支えられて、ダウが上へ転換したタイミングでのエントリー。
ただし、ここは伸びずに下落しました。
2022年2月21日ー25日 NYダウ チャート振り返り
この週のNYダウは、先週からの下げの流れを引き継ぎ、週半ばまで下落基調、木曜日に下げ止まり金曜日に上昇に転じました。
その中で①は、過去の安値に抑えれ1時間足が下へダウ転換したところで、実際にエントリーしています。これも後で詳細に解説します。
②③は抑え有りませんが、1時間足のダウが下降ダウへ転換するタイミングでのエントリー。
上位足の方向が完全に下向いているので、戻りのタイミングを測るのには有効だと思います。
その後、上昇して4時間足の高値を超え、押し目待ちの中④は、レジサポラインで反転してのところ。
お風呂にiPadを持ち込んでチャートを見てましたが、そのMT4ではエントリーできなくて、エントリーを諦めたもので勿体なかったです。
2022年2月21日ー25日 ゴールド チャート振り返り
この週のゴールドは、前半はレンジっぽい流れで木曜日に一気に上昇その後、大きく下落しました。
①②③とも根拠としては変わり有りませんが、前半はレンジ相場でモタモタした値動きのため、しっかり利確できるかどうか微妙。③は逆三尊からの一気の上昇。
④はその上昇の後のネックライン割れからの1時間足では見えにくいですが15分足では三尊ネックライン割れで、NYダウと同じくお風呂で見てましたが、入れず…。残念。
トレード反省会
ユーロドル、NYダウで紹介しましたが、先週は2回トレードしました。
まずは完全どうかしていたユーロドルのトレード。
4時間足の安値切り下げで戻り待ちをしてました。
このエントリーラインは、1時間足で見てダウは転換していないですね。
ブルーで引いていたラインが1時間足では安値と認識されると思います。
なので1時間足ダウが上を向いたまま、15分足の方向は下、それも下落の途中で入っているので、「どうかしている」エントリー。NGトレードですね。
1時間足で見ても結果安値掴みしています。
この後上昇して、ここはハッキリと1時間足の高値を超え、ダウが上に転換した後からの下落を狙うべきだったということですね。
4時間足が安値切り下げを継続していて売り相場。その中で過去の安値にも抑えられ、1時間足ダウが下へ向いたタイミングでエントリーですが、損切りデカイですね。
あと反省すべきなのはチキン決済しています。
前述の通り、4時間足で安値切り下げが継続している相場で、その安値で反転しているのは気持ちの悪いところですが、そこで利確せずにしっかりホールドでも良かったと思います。
1時間足レベルの損切りで設定しているので、余計にしっかりホールドしないといけないところでした。
日々、反省。勉強ですね。
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