ロンドン・NY休場明けの東京時間スタートは要注意

今週のチャート振り返り

先週末4月14日は、東京以外の各国市場は休場しており、1日方向感の無い動きでした。

こういうロンドン、特にNY市場が休場の翌日の東京市場のスタートは結構動くことが多いので要注意。

なぜ、ロンドン・NY市場開けが要注意なのか、特に注意しないといけないチャートの形状について解説します。

ロンドン・NY休場明けの東京時間スタートは要注意

長年トレードされている人は、なんとなく肌感で知っていることだと思うのですが、ロンドン、特にNY市場が休場の後の東京時間スタートからよく動くことが多いです。

これ、なぜだかわかりますでしょうか?

私が監視している5ペアの4月15日の閉場時点でのチャートを御覧ください。

2022年4月15日閉場時オージードルチャート
2022年4月15日閉場時ドルカナダチャート
2022年4月15日閉場時ドル円チャート
2022年4月15日閉場時ポンドドルチャート
2022年4月15日閉場時ユーロドルチャート

それぞれチャートの収縮(スクイーズ)しているところには□、拡散(エクスパンション)しているところは◯で囲んでみました。

口が酸っぱくなるほど、当ブログで書いてある通り、チャートは収縮⇒拡散を続けています

そして先週末、各市場が休場していた金曜日ですが、すべてのチャートで方向感無く収縮しているのです。

休場時は、必ずでは無いのですが、やはり休場しているので大きな資金を動かしているトレーダーも参加しないので、資金が入らない=動かないのです。

収縮しているので損切りも小さく出来、次は拡散することがわかっているので、ロンドン、NY開場を待たず、東京スタート時に資金が入ってきてチャート動くことが多いです。

というより、東京時間はこのパターンでしか、動きません。

もしかすると、欧州勢の資金を持っているトレーダーが東京市場から注文を居れている可能性もあります。

逆に、ロンドン、NY休場していても値動きあるときは、東京市場からは動きません。

NYの流れに沿って動くときもありますが、それは時既に遅し、そこに手を出すと高いところから買って、安いところから売ることになってしまいます。

なので、週末のチャートが収縮しているので、明日は早起きしてチャートチェックすることをオススメします。

ここからは毎週おなじみ、1週間のチャートの振り返りです。

チャートの収縮⇒拡散に着目して獲るべきところをチェックしていきます。簡単に言うと1週間分の過去検証です。

ご自身でやってみるのが絶対にオススメです。参考にしてやってみてください。

2022年4月11日-15日 ドル円 チャート振り返り

2022年4月11日-15日ドル円チャート

今週もドル円は引き続き、高値切り上げを継続し押し目待ちでした。

その中、過去の4時間足高値に支えられた①、②、それぞれアセンディングトライアングルの高値超えなので、入りやすかったと思います。

ただ1時間足では安値を切り下げていた後なので、考えようによっては難しくもなります。

実際②は14日の朝に高値に指値注文を入れるも、1時間足移動平均線が下向いているのが気になり注文を外してしまっていました。アセンディングトライアングルになっているつまり安値が切り上がっているので、買い圧力が高まっているところだったのに、気づいたら上昇していました。

ここは残念。その後100pips以上上昇していたので、勿体なかった。

①は朝起きてバタバタしている間に高値を超えたので入れず…。

2022年4月11日-15日 ポンドドルチャート 振り返り

2022年4月11日-15日ポンドドルチャート

今週のポンドドルは、安値切り下げで戻り待ちも、日足の安値辺りでの買いが入り、4時間足でレンジとなり入れず、13日急上昇も、その後はまた方向感が無くエントリーすべきところは無しと見ました。

4時間足でレンジとなっているところは、1時間足ではチャートが汚くて、水平線も引けない…つまり抑え、支えとなる節目も引けないのでトレードはかなり難易度も高くなりますし、収縮していないので、損切り幅も大きくなりやすい。

勝率も低くなりますし、リスクリワードも悪くなりがちなのです。

手を出さないのが無難ですね。

レンジの高値、安値を超えてからエントリーを考えるようにしましょう。

2022年4月11日-15日 ユーロドル チャート振り返り

2022年4月11-15日ユーロドルチャート振り返り

今週のユーロドルは前半は安値切り下げ 、戻り待ち、後半は高値切り上げ押し目待ちも過去の安値で抑えられダブルトップ安値切り下げ戻り待ちでした。

その中で①節目で抑えられディセンディングトライアングルからで下げたところからのエントリーでした。

ここは実際にもエントリーしていますので、後ほど解説します。

2022年4月11日-15日 オージードル チャート振り返り

2022年4月11日-15日オージードルチャート

今週のオージードルは週中で高値切り上げあったのですが、結局ダブルトップから下げて売り優勢。

その中、①は抑え有り+ボックス安値割れ。

ここは過去の高値からも高値切り下げ、入りやすいところでしたね。

2022年4月11日-15日 ドルカナダ チャート振り返り

今週の前半は高値切り上げ押し目待ち。木曜日に安値を割り、安値切り下げが進捗。

その流れの中で①は過去の支えありでボックス高値超えからのエントリー。②も同じく支あり+ボックス高値超えからのエントリー。

①はリアルにエントリーしています。後ほどトレード解説します。

トレード反省会

今週は先週からの継続トレードのオージードルを含めて3回トレードしました。

まずはオージードルのトレード。

先週末の金曜日、オージードルはこういう見立てでした。

月ー金は毎朝、Twitterで環境認識(トレードシナリオ)をアップしています。

参考にされたい方はTwitterのフォローがおすすめです。

2022年4月8日-11日オージードル15分足チャート

4時間足の方向が下向きの中、高値が過去の安値の節目に抑えられたまま、揃っている安値割れからのエントリー。

ただ、損切りを15分足のダウカウントの高値に入れていたので週明けに利確ラインに引っかかってました。

1時間足でしっかりダウをカウントできるタイミングで追っかけていければ良いと反省です。

次はユーロドルのトレードです。

ドルカナダと同じく、ユーロドルは朝にTwitterでアップしたようにこう考えてました。

2022年4月12日ユーロドル15分足チャート

三尊のネックライン割れでエントリーして順調に下げていましたが、アメリカの消費者物価指数(米CPI)の発表をすっかり失念しており、利確も損切りの移動もされぬままに急上昇で損切り。

普段は大きな影響を及ぼす、各市場の政策金利発表と米雇用統計、米消費者物価指数に対しては気をつけてチェックしており、今回の値動きのチェック漏れはショックでした。

指標発表のうち、前述の3つの発表には注意していきましょう。

2022年4月13日ドルカナダ15分足チャート

こちらのドルカナダは、チャート振り返りで報告しているドル円のチャートパターンと同じアセンディングトライアングルの高値超えからでした。

前述のユーロドルの損切りがショックで、即取り返したいと思い、その日の深夜にエントリーできるポイントを探してエントリー。無事に利確できました。

あとはドル円のチャート振り返りで語っていた過去の節目からの上昇を取り逃がしたのは大きかったです。

このドルカナダ、ドル円とも、上位足の方向に、下位足のダウが逆らう形で崩れ、その後上昇するパターン。

今後もこの形は注意したいです。

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