移動平均線をダウでカウントするとグランビルの法則は自由自在に使えます

兼業トレーダー必須のトレード手法

移動平均線はどの方のチャートに入っている基礎的なインジゲーターなのですが、みなさんは実際のトレードにどうお使いでしょうか?

移動平均線より、ローソク足が上にあったら買いとか

ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りとか

ちなみに、ゴールデンクロス、デッドクロスでの売買はデータ的に勝てないことは証明されてます

その理由は、移動平均線は、過去の値動きの平準化したものなので、どうしても実際のエントリーすべきタイミングより遅くなってしまうのです

そう書くと全く使えないインジゲーターに思えますが、全く違います

トレードの基準となる欠かせない超重要なインジゲーターなのです

トレードの軸となるダウのカウントに使えることは前回の記事で紹介しましたが、今回は移動平均線レベルのダウカウントをグランビルの法則に使うことで勝率が高く、値幅も大きい、リスクリワードの高いトレードができます

私が勝ち始めたのもここだけをトレードしたことがきっかけでした

具体的に解説します

グランビルの法則をトレードに実践的に取り入れる

グランビルの法則をインターネットで検索するとこういう図を見ます

グランビルの法則は、実際私も経験しているように、かなり勝ちやすいトレード手法の一つなのですが、この教科書的な図は、全くトレードには使えません

ここでエントリーに使えるのは②の買いと、⑥の売りです

実際のチャートを使って説明します

昨日5/14のゴールドのチャートで説明します

まず、素の何も書き込んでない、チャートをお見せしますが、前述の②の買いエントリーはどこかわかりますか?

ゴールド15分足

ヒントは、赤い移動平均線です

じっくり見てください

では答えを書き込んでみます

グランビル買いの①と②を書き込んだゴールド15分足チャート

こういう風に、ずっと下げ続けていた赤色の移動平均線を一旦、上抜いたタイミングを①、そして、下げて、上向きだした移動平均線に支えられた上昇したのが②

上のグランビルの法則の図はわかりにくく書いていますが、ゴールドのチャートを見て、①と②どちらが、値幅大きいですか?

②ですよね?

これはこのチャートだけでなく、他のチャートでもほぼほぼ①のタイミングより、②のタイミングの方が値幅は大きくなります

どちらを獲りたいですか?

①も②もという人は欲張りですね(笑)

①は、エントリータイミングがわからず、いきなりやって来ますのでまず獲れません

そして、値幅が小さく、まだ移動平均線が下向きなので、売り勢力も強く、値動きが荒れやすく、きっちり勝ち切ることが難しく勝率も悪くなります

なので、②のみでエントリーが実践的には勝ちやすくなります

だって、①で移動平均線を越したら、次は②が来るだろうと、予測できますよね?

当然、相場参加者は、②が勝ちやすく、伸びるところを知っているので、ここぞと狙っています

ということは買いエントリーに資金が集まりやすい、つまり伸びるということです

ここはご理解いただけましたでしょうか?

ただ、このゴールドは移動平均線で支えられ上昇しましたが、実際は①の上昇があっても、そのまま下げて、下降トレンド継続というケースも多いです

このそのまま②のパターンができるのか、それとも反転して下げてしまうのかを見分ける方法として、移動平均線をダウでカウントすることをお勧めしたいのです

トレード足(下位足)の移動平均線をダウでカウントするとグランビルの法則で勝ちトレーダーの仲間入り

目次で答え書いちゃってますけど(笑)青色の移動平均線(15分足)に着目してください

移動平均線レベルでの安値切り上げしているゴールド15分足チャート

15分移動平均線(青色)レベルでダウをカウントすると、安値切り上げしていることわかりますか?

前回の記事で書かせていただきましたが、移動平均線レベルでダウをカウントすると、一つ上のローソク足レベルでのダウと同等になるのです(詳しくは「移動平均線レベルでダウをカウントするとチャートの見方が変わります」をご覧ください)

今回はそれに加えて、移動平均線レベルでの安値切り上げ、もしくはダブルボトムが出来上がると、一つ上の時間足の移動平均線が反転することをお伝えしたいのです

なので、グランビルを獲りたい時間足の一つ下の時間足の移動平均線のダブルボトム、安値切り上げを確認してからエントリーすれば、①パターンで反転して下げるという騙しに合わなくなります

移動平均線レベルでのグランビル(グランビルの中のグランビル)

このチャート違う見方をすると、1時間移動平均線に対して、15分移動平均線がグランビルしています

グランビルの中のグランビル

手書きで汚くて申し訳ありませんが、1時間足移動平均線(赤)と15分足移動平均線(青)を太く書いてみました

移動平均線レベルで、グランビルの②のパターンが成立しているのわかりますか?

これをグランビルの中のグランビルと呼んでます

負け続けて残金が27,000円になり、細々と続けてきたFXをこれで負けたら辞めないといけない!悔しい!、勝率が高く、値幅が大きいそんなところを知りたくて夜中の3時、4時まで過去チャートを見続けて、検証した結果、このグランビルの中のグランビルが答えそのもので、そこだけをエントリーし出して勝ち始めました

その後、もっと研鑽して勝率の高い箇所を見つけて、1,000万円までにしたのですけどね

この移動平均線をダウで見ると本当にチャートが違って見えるようになります

この記事を見た方は是非実践してみてください

コメント

  1. セバ より:

    はじめまして。
    色々検索してこちらに辿り着きました。
    過去、AIトレードや手法を購入して相場に挑んできましたが、
    どれも自分には合わないものばかりでした。
    じっくり読ませて頂いて…
    エリオット波動やグランビルを勉強すると、自分のものにできそうな、そんな気がしてきました。
    嫁に内緒で始めたFXですが、
    しっかり見極めて勝ちトレーダーになりたいです!

    • 競馬とFXをこよなく愛する50代リーマン より:

      コメントありがとうございます。
      そういうお言葉をいただけると嬉しいです。

      不定期になりますが、有用な記事を書いていきますので、今後ともご贔屓にしてください。
      よろしくおねがいします。

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