微妙な高値超え、安値割れをどう判断するのか?

2021年5月27日朝時点でのオージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの環境認識と共に、トレードとの向き合い方、チャートの見方を一つのテーマでお伝えします

今回の記事のテーマは、「微妙な高値越え、安値割れをどう判断するのか?」です

オージードル環境認識

オージードル4時間足チャート

日足↑
4時間足↓
1時間足↓

昨日は指標発表での上昇分が下落
ただ、高値を抜けたことにより、まだ上昇ダウを辛うじて継続中

形としては買い目線、押し目狙い

ドルカナダ環境認識

ドルカナダ4時間足チャート

日足↓
4時間足↑
1時間足↑

ダブルボトム成立後、ガツンと上昇
単に1時間足MAに対する15分足MAのグランビルという観点だけで見たら綺麗な上昇
ただ1時間足トレンド↓なのでスルーでした
ここからは買い目線、押し目狙いで

ドル円環境認識

ドル円4時間足チャート

日足↓
4時間足↑
1時間足↓

ドルカナダ同様上昇、ダブルボトム形成後、高値抜けダウも↑
ただ1時間足トレンド↓なので、↑転換から狙いたい

さて、ここから急遽、今回の記事の本題に入ります

微妙な高値越え、安値割れの判断は、相場に聞け!!

前述の通り、今日の朝の時点では、ドル円の1時間足は下降トレンドと認識してましたが、その後チャートを見てとっくに、1時間足のトレンドが、上昇トレンドへ転換しているのではないか?と考えました

ドル円の1時間足チャートをお見せしながらそのあたり解説します

ドル円1時間足チャート

チャートにも書いてある通り、この数日間ドル円は、1時間足はずっと下降トレンドでした

19日に急落した時の安値に対する高値を1時間足戻り高値としてました

何度も書いていますが、押し安値、戻り高値から乖離した相場は、レンジ相場になる可能性が高く、19日の急落後、ほぼ全戻しの上昇からの下落以降は、値動きはおとなしくなっていきました

こういう場合、私は高値を超えるか、安値を割るまでチャートから目を離しています

レンジ相場は、上下抜けてからエントリーを考えるのがセオリーだからです

ただ25日につけた大きな下ヒゲは、安値を割ったのか、割らないのか微妙な判断を強いられました

私としては割っていないという判断だったのですが、その後のチャートを見ると相場はそう判断していないのが分かります

みなさんが見ているチャートは全ての人が同じものを見ていないことをご存知でしょうか?

FX会社によってかなり違うのです

そういうこともあり、相場参加者の多く、いえ相場を動かせるほどの大きな資金を持ったトレーダーがどのようにチャートを見ているかが1番重要です

結局その後のチャートが、安値を割ったのか、割っていないのか、もしくは高値を超えたのか、超えていないのかを現してくれます

前述の25日につけた下ヒゲが、割ったと仮定すれば、1時間足の戻り高値は更新されて、その後の上昇で戻り高値を超えて1時間足が上昇トレンドへ転換、そしてその後はトレンド転換後の初押しとして上昇と言うセオリー通りの値動きと言えるのです

後付けと言われるかも知れませんが、チャートが答え、それ以上はありません

それを事前に見抜けなかった私の今の実力であり、注意深さが無かったとも言えます

勝率を高くしようと思えば、微妙な判断を強いられるところはエントリーしないのがベストな選択ですけどね

ポンドドル環境認識

ポンドドル4時間足チャート

日足↑
4時間足↑
1時間足↓

週足レベルの高値に抑えられた後、三角保合を下抜けしつつあります

実際に売るのは4時間足押し安値(赤)割れからと見ていますが、売り目線で見ていこうと思います

だったのですが、その後の値動きは、

夜の時点でのポンドドル4時間足チャート

これは先程のドル円と違い、明らかに安値を割った後、急上昇しました

結果見れば、この安値割れは騙しということになります

刈られてしまった方も多かったのでは無いのでしょうか?

なので、高値越え、安値割れブレイク、特に上位足のブレイクエントリーは控えたほうが良いです

上記のドル円のように、上昇トレンドへ一旦転換した後の、初押し、下降トレンドへ転換した後の初戻しを狙う方が勝率も高いし、リスクリワードの高いトレードができます

ユーロドル環境認識

ユーロドル4時間足チャート

日足↑
4時間足↑
1時間足↓

ダブルトップの高値抜けから、ガツンと上昇獲りたいと思ってましたが、ドル高の流れから下落
まだダウも↑なので買い目線、押し目待ちで

但し1時間足↑トレンド転換からになります

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