2021年5月31日朝の時点でのオージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの環境認識と共に、トレードの向き合い方、チャートの見方を一つのテーマで深掘りして解説します
今回の記事のテーマは「資金が入らない限り、相場は動かない」当たり前と思っていても、意外とトレードをするときに無視してしまうものです
重要なことなので、改めて語ります
オージードル環境認識
日足↑
4時間足↓
1時間足↓
レンジ気味で推移していた相場から先週金曜日に安値を割りましたが、日足の押し安値近くで反転 ながらく更新できなかった4時間足トレンドが更新、売り勢い強いと思います
日足押し安値注意しながら戻り売りで
ドルカナダ環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↑
ダブルトップ後の押し目上昇が高値に届かずほぼ全戻し この後、厄介な相場になりそうです
下げてくれた方がトレードはやりやすいと思います
このあたり少し解説します
こちらは金曜日深夜のドルカナダ15分足チャートですが、1時間足はトレンド上、15分足はトレンド下となってます
トレンドの基準となる押し安値、戻り高値の上下には、それぞれ買い注文、売り注文が集中しています
その証拠に、実際に15分足戻り高値でレジスタンスされました
しかし、売られて下げた後、1時間足押し安値近くで買い注文があり反発しました
つまり、注文が上下と方向が揃わないため、方向感無く、レンジ相場になっていきます
現時点(5月31日深夜)のドルカナダ15分足チャートはこのような感じです
まさしくレンジ相場となりました
注文がどこに入るかを理解すればある程度、相場がどう動くかはわかります
チャートを見るときに、どこに注文が入るのかを意識して見る必要があるのです
テクニカル的なチャートの形より、こちらが重要になります
1時間足押し安値を割って、トレンドが下を向いた方が、トレンドの方向が揃い相場が動き出します
ドル円環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↓
急騰後、高値にサポートされてます
このまま支えられれば買い、割ると売りというわかりやすくい形になります
売りは、4時間足↑トレンドなので注意して売りたいところ
これも先程のドルカナダと同様、この高値上には、買い注文、そして高値下には、高値を超えて買ったトレーダーの損切り注文が入っています
よく、私の師匠が「他人の損切りは甘い蜜の味」と言っていますが、まさしくそうで、損切り注文がどこに入るかを意識することも大事です
ポンドドル環境認識
日足↑
4時間足↑
1時間足↓
安値割った後上昇という変則相場、それゆえに、伸びきれず下落 大きな意味でレンジ相場、方向性無く難しい相場続きます
順調に安値を切り上げていたら、底値で買っている連中も、まだまだ上がるとホールドしたままでどんどん買い注文が積み上がっていきますが、一旦安値を割ると、当然買っていたトレーダーは損切りに遭い、買い注文を手放すことになり、上昇エネルギーは減少していきます
ユーロドル環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↓
高値を超えて、更なる上昇と見込んだ相場でしたが、ガタンと下落 日足、4時間足押し安値割れで、↓トレンド転換、一気に売り優勢になってきました
売り目線、戻り待ちで
欧州、NY市場が休場の時はトレードも休もう
今回、「資金が入らない限り相場が動かない」というテーマで書こうと思ったのは朝の時点で、今日が欧州、NY市場が休みとは知らなかったのですね
そうとは知らず、エントリーポイントを探していたのですが、休場をフォローしているFXトレーダーさんのTwitterを見て「はい、今日は休み」と決めました
MACDがクロスした、移動平均線がデッドクロスしたとインジゲーターが反応しても、資金がそこに入らなければ、チャートは動きません
いくら、トレード根拠が揃っていても、です
なので、今日みたいな日にトレードする人は、トレードの前提条件の「資金が入らない限り相場は動かない」ことを理解していないのと同じなのです
ちなみに、東京市場が休場でも、相場は動きます
東京と欧州、NY市場では圧倒的に資金量が残念ながら違うのです
お正月に結構動くのは、その為です代わりに、欧州、NYが長期休暇に入るクリスマス近辺は動きません
なので、欧州勢、NY勢がどう注文を入れるのかを注目してトレードしないといけないのです
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