勝率の高いエントリーにはダウのカウントが必須

今まで鉄板トレードとしてお伝えしていた1時間足のトレンド転換後の初押し、初戻り狙いですが、トレード足である15分足のエントリータイミングとして、15分足のトレンド転換としていましたが、それではエントリー回数が激減するので、それに代わるエントリー方法を模索してました

実際に使えるところまで自分でも落とし込めたので、トレード報告と共に、お伝えします

トレンドフォローとは?

改めてトレンドフォローを考えてきましょう

言うまでもなく、トレンドフォローをシンプルに説明すると上位足のトレンド方向に、沿ってエントリーすることとなります

しかし、実践でこのトレンドフォローを使っていくには様々な障害があります

どの上位足に沿ってトレンドフォローをしていくのか?という問題

月足、週足から全ての上位足のトレンド方向に沿ってとなると、一体年間に何度トレードできるのか?と言うことにもなります

15分足でゆったりデイトレという私の手法ですが、日足や4時間足でもトレンド方向に逆らう場合もありますが、基本的には4時間足方向に沿ってエントリーするのが良いです

基本形は、4時間足のトレンド方向に、1時間足のトレンドが転換、さらに15分足のダウが上位足の方向に揃うタイミングがエントリータイミングとなります

ここで、トレンドとダウという2つの概念を用いていますので、その説明を行います

トレンドとダウの違い

人により、トレンドとダウというのは、それぞれの認識で使われている言葉だと思いますので、私なりに、トレンドとダウを明確に使い分けています

トレンドとは、押し安値、戻り高値を基準としたダウのこと

ちなみに押し安値とは、直近の高値に対応する安値、戻り高値はその逆で直近の安値に対応する高値のことになります

ダウとは、安値切り上げ、高値切り上げが継続する限り上昇ダウ、高値切り下げ、安値切り下げが継続する限り下降ダウという通常のダウカウントとしています

例として説明しやすいので、7月15日のドルカナダのチャートで確認していきます

7月15日ドルカナダ15分足チャート

私の場合、押し安値、戻り高値のカウントに再現性を持たせるために、一つ下の時間足の移動平均線の波レベルでダウとカウントしております

15分足の移動平均線レベルのダウは、1時間足のローソク足レベルのダウに相当します

(※1分足→5分足→15分足→1時間足→4時間足→日足チャートを用いていきます
時間足がおよそ、4倍から6倍の間の時間軸で移動し、ほぼ均等に時間軸が変化しているので、この時間足を使用しています)

上記のチャート画像を確認していただくと、15分足の移動平均線の戻り高値(青線)を越えて1時間足が下降トレンドから上昇トレンドへ転換します

その後、その上昇の押し目を確認するのに、高値も切り下げ、安値も切り下げ、15分足のダウが下降ダウへ転換

その後、安値切り上げ、高値を超えた瞬間が上昇ダウへ転換(赤丸部分)となります

トレンドとダウの違いお分かりになりましたでしょうか?

7月16日ゴールドショート

7月16日ゴールド4時間足チャート

日足↑
4時間足↑

上位足のトレンドは上も、小さくですが、高値切り下げが確認できるので、ここからリスクは高いが、少しは売れるところと認識

7月16日ゴールド1時間足チャート

1時間足↓

上昇が続いていた中で、1時間足トレンドが下降トレンドへ転換、しっかり高値切り下げも確認できる

この初押し狙いを企図しました

7月16日ゴールド15分足チャート

1時間足の初戻り(1時間足売りエリオット3波)を獲りに行くタイミングを15分足のダウの下降ダウの転換に求めました

日足、4時間足ともトレンドが↑だったので、直近安値到達を目標としており、そのまま目標到達で決済しました

この上位足のトレンドに逆らうエントリーが可能な目安としては、4時間足、日足の押し安値、戻り高値から乖離していることがあります

近い場合は、最低でも4時間足に沿ったエントリーが勝率も高くなりますし、リスクリワードも高くなりますので、逆らうトレードはやるべきではありません

当然、1時間足がトレンド転換した際には、15分足も同方向にトレンド、ダウが転換しています

上昇するときには一旦押し目、下降するときには一旦戻り目が作られます

その押し目、戻り目、違う言い方をすると1時間足のエリオットの2波目の見極めが、15分足のダウ転換なのです

1時間足と同じ方向にダウが継続している間は2波目、ダウが転換した時が3波目です

狙うのは、エリオットの3波目ですから、このトレード足のダウ転換になります

間違っても、1時間足のトレンド転換でエントリーしないでください

それは15分足トレードではなく、1時間足トレードです

初心者の方は、ここで勘違いしてしまうのです

気をつけてください

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