損切りがどこに入っているかを意識することで、チャートの見方が楽になります

今週のチャート振り返り

去年に毎週行っていた1週間のトレードの振り返りを復活させます。

今年の初めから、ダウの転換を確認するのに、例えば下降ダウから上昇ダウへの転換の場合、安値切り上げから見るのか、高値切り上げから見るのと、どちらが優位性が高いのかが疑問に思い、ネットを検索したり、過去検証したりして時間を使っていたので、トレードは控えてました。

検証の結果、トレードや、チャートの見方を見直すことにもなり、かなり基礎、基本に戻された感じになりました。

基本とは、どこに損切りが入っているのかを意識するということです。

損切り注文が入っているところこそ、今までの買いポジション、売りポジションが手放されるところ、つまり、ダウの転換箇所でもあり、多くの相場関係者、特に大口トレーダー、つまりプロトレーダーが意識しているところです。

チャートのターニングポイントとも言える場所です。

損切り注文を意識しながら、今週(2022年1月10日ー14日)の1週間のチャートの振り返りをしていきます。

監視している7ペアのチャートを見て、どこでエントリーできるかを見ていきます。

Twitterでも、ここでエントリーすべきという投稿もしているので、その時のチャート画像も使いながら、1週間のまとめ記事的になってます。

各ペアを順に振り返っていきます。まずはドル円から。

2022年1月10日ー14日ドル円振り返り

2022年1月10日ー14日ドル円チャート

ドル円は、今週はそれまでの一本調子の上昇から、上げ止まり、下落へと推移していった1週間です。

4時間足でも上昇トレンドが週中まで継続していましたが、何度か支えられた安値を割り込み、ダウが転換し、トレンドが上のままですが、実質の方向は下に向かいました。

Twitterから引用

実質方向が下になった理由は、何度か入っている買い注文の下には損切り注文が入っているので、安値を割ると、買い注文が解消され、買い注文より売り注文が相対的に増え、その後は高値切り下げしやすくなります。

今までは、上昇トレンドだから、買い待ちとしていた場面ですが、損切りを意識すると、全ての買い注文が解消されてはいないでしょうがダウも転換するところでもあり大部分の買い注文は解消されたと考えられるので、戻り売り待ちと考えました。

①のエントリーは、損切りが大きいので、実際はエントリーするか微妙なところ。

②は、上は下降トレンドラインの抑えがあり、そのトレンドラインに対応するカウンタートレンドラインを割ったところでエントリーができる鉄板パターン。

4時間足が下方向で、なおかつ、4時間足の移動平均線に対して1時間足移動平均線がグランビルとなっている局面なので、1時間足移動平均線の勢いが無くなるくらいまで伸ばせるこのブログのタイトルにもなっている「ゆったりデイトレ」ができるところで、兼業トレーダーさん必須のエントリーポイントとなります。

その下げが金曜日に下げ止まり、1時間足の戻り高値を超えて、トレンド転換してますので、週明けは、押し目待ち、つまり安値切り上げ待ちで、少し買えるところとなりますが、4時間足もまだ下げダウ中であり、15分足でエントリーして反転したらサクッと決済するトレードがベターです。

2022年1月10日ー14日ポンドドル振り返り

2022年1月10日ー14日ポンドドルチャート

今週1週間は、ほぼ一本調子の上昇でした。

常に高値を超えていくということは、常に安値切り下げ待ち、つまり押し目買い待ちということでした。

支えあれば買いたいところですね。

①は、お風呂にiPadを持ち込んで、リアルタイムで見てましたが、iPadからはエントリーも出来ないので、見るしかなかったのですが、安値も割った後であり、なかなかは入りづらいところでした。

Twitterでもこう呟いてました。

Twitterから引用

①に比べて②は、支えもあり、急上昇でもなく、エントリーしやすいポイント。しかし1時間足の上昇途中なので、15分足でサクッと早めに終わらせるべきところですね。

2022年1月10日ー14日ユーロドル振り返り

2022年1月10日ー14日ユーロドル

日足でもはっきりわかるレンジ相場が続き、エントリーするなら、レンジの高値超えと考えて1週間見てなかったペア。

4時間足でも、高値を超えが継続していたので、レンジでもエントリーできる上級者の方であれば入れているところもあったと思います。

その中でもわかりやすいのは①ですが、レンジの高値近くからのエントリーは、高値で抑えられ反転する可能性もあるリスク高い箇所で、実際にはエントリーできません。

また高値を超えたあと、過去の高値に支えられ、エントリーも考えられるポイントありましうたが1時間足の上昇途中で入るのなら15分足でサクッと利確しないといけない場所なので、エントリーすべき箇所としてカウントしません。

金曜日に、1時間足の安値も割り、戻りもつけていないので、週明けは過去の高値に支えられたところから、買いたい局面になっていくものと思われます。

2022年1月10日ー14日オージードル振り返り

2022年1月10日ー14日オージードルチャート

今週は、4時間足の戻り高値を超えてトレンド転換、押し目買いの相場でした。

ポンドドル同様、①は安値も割っているので、リアルタイムで実際に入れていたかは微妙ですが、押し目買い局面なので、準備をしっかりしていれば…というところですね。

実際にエントリーするなら②ですね。

過去の高値でレジサポとなり、ディセンディングトライアングルから高値超えでエントリー。しかし1時間足での上昇途中なので、15分足でトレードしたいところ。

思い切り上昇していますが、何か指標発表があったようです。入れたらラッキーでしたね。

③はユーロドルと同じく、こちらも過去の高値に支えもありますが、1時間足の上昇途中でもあり、15分足でサクッと反転決済すべきトレード。

④は、木曜日のブログにも取り上げていた大きな上昇の手仕舞いからのエントリーで、Twitterでも結構投稿してました。

Twitterから引用

4時間足がトレンドも上、ダウも上であり、1時間足のみ、方向が下の局面で、15分足でサクッと獲るべきトレード。

ここまで下がるとは予想してませんでした。

2022年1月10日ー14日ドルカナダ振り返り

2022年1月10日ー14日ドルカナダチャート

今週は日足の押し安値も割り、完全に売り優位な相場。

その中で①は、水平線とトレンドラインの抑えもあって、ダブルトップ、そして、4時間足移動平均線に対する1時間足移動平均線のグランビルという鉄板中の鉄板エントリーポイント。

実際その後のチャートも暴落しました。

こういう形はしっかり覚えておいたほうがいいです。

1時間足移動平均線の勢いがなくなるまで伸ばせるので、およそ150Pips。

このようなトレード1ヶ月に1回取れれば、OKですよね。

②は木曜日のブログで取り上げたところですので、Twitterでも頻繁に投稿しました。

Twitterから引用

オージードルと同じく、大きく下落した後の売りの手仕舞いを獲りにいくトレード。

1時間足のみ買い優勢なので、15分足移動平均線がヘタったところで決済です。①の下落のようにほったらかしには出来ないトレード。

想定以上に伸びてますね。

2022年1月10日ー14日ゴールド振り返り

2022年1月10日ー14日ゴールドチャート

今週は先週の4時間足の押し安値割れで、戻り売り待ちだったのですが、明らかに4時間足で高値切り上げあり、実質方向は上に転換。押し目待ちへ変更。

①はその高値切り上げからの安値切り上げ待ち一発目。

②は高値で支えられ逆三尊からのエントリー。ただし損切り大き目。ゴールドのボラだと手を出しにくいか…

週末に4時間足の安値割っているので、週明けは、高値切り下げつまり、戻り待ちとなります。

2022年1月10日ー14日NYダウ振り返り

2022年1月10日ー14日NYダウチャート

FX以外に前述のゴールド以外にもNYダウも見てます。

ダウ理論の産みの親であるチャールズ・ダウも株のチャートを研究して見つけたものなので、ダウ先物はテクニカル効きます。

結構面白い。

先週末に4時間足の押し安値を割り、高値切り下げ待ち。

①はわかりやすいですよね。

Twitterから引用

Twitterでも呟いてますが、この時に書き込んだチャートですが、時間を置いてみると、明確に割ったと書いている箇所は、ヒゲだけで割っているので、その右側の下げで割ったと相場が認識して、その後の下落。

②は、ドル円の①と同じ時間で見てましたがエントリー間に合わず。損切りも大きいですし、ここ入っていたかな?

③は4時間足の戻り高値を超えての押し目一発目。

④は、ドルカナダやオージードルのチャートばかりを見ていて取り逃がしました。

目を離せないエントリーでなく、目標でしっかり決済できるエントリー。勿体なかったです。

トレード反省会

週前半は、冒頭に書いていた通り、今までのトレードの見直しと検証をしており、トレードは控えてました。

お風呂にiPadを持ち込んで、過去チャートを検証してました。

金曜日は、ドルカナダ、オージードルの手仕舞いのエントリーは放ったらかし出来ないところでエントリーはせず、入りたいNYダウを見逃したという顛末でノートレード。

来週は形になればしっかりエントリーします。

基本に立ち戻って、損切り注文を意識してチャートを見ることで素直にチャートを見ることができています。

ブログではこのような1週間の振り返りや、気になったテクニカルについて書いています。

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