トレードノートをつけてますか?
つけていても、負けた時は書きづらいもの
しかし、その負けた時こそ、勇気を振り絞って書いて欲しいです
負けトレードの中にこそ、あなたのトレードの癖が詰まっているからです
今回は私の実際の“やらかし“トレードを晒して、自分のトレードの癖を知る事と損切りの位置の重要性を解説します
損切りの正しい位置とは?
損切りって何となく設定したりしてませんか?
本来損切りは、トレンド転換点、つまり押し安値の下、戻り高値の上に設定するものです
また、上位足のレジサポラインのそれぞれ上もしくは下に置きます
つまり売り買いの優位性が変わるラインの上下に置くものです
ある意味絶対防衛ラインを背にして戦うイメージでトレードするものなのです
と、すごい偉そうなこと書いていますが、5月17日、5月18日の実際の“やらかし“トレードをお見せしながら、実際に損切りの重要性を感じ取ってください
2021年5月17日、18日オージードル ロング
この時の環境認識を書いてみます
日足↑
4時間足↓
1時間足↑
4時間足トレンドは↓ですが、保合気味に見える高値を超え、ダウは上へ転換し、1時間足も↑へトレンド転換、その初押しを狙っていた
この日は他のドルストレートであるユーロドル、ポンドドルもほぼ同様の相場環境で、それぞれ買おうと狙っていたのですが、仕事も多忙でチャートを見る時間も無く、ユーロドルを見たときに、もう動いた後でした
チャートを見た時は、15分足戻り高値を超え、赤丸の部分の値動きでした
そこで、チャートを切り替えて、見ていくと、オージードルがちょうど15分足の戻り高値を越えようとしていたので、成り行きでエントリー
しかし、その後、急落して即損切り
後でよく見ると、15分足戻り高値と認識していた高値は違っていました
慌てる乞食は貰いが少ないではないですが、焦って痛恨のミス
この負けが次のトレードに響きます
その後、24時を周り深夜に、15分足戻り高値を超えたのですが、前日のミスが懲りて、一旦スルーして時間をかけて確認後、ロングエントリー
そのまま寝たのですが、早朝の急な値動きで損切りに遭いました
グリーンのラインが損切りを設定していたライン、見るとわかりますが、どの安値の下なの?と迷いませんか?(笑)
明確な安値でもありませんし、前述の損切りの定義であるトレンドの転換点、つまり押し安値下でもありません
前日の負け(ミス)を引きずって、できるだけ損をしたくないという思いで浅く損切りを設定してしまっています
しっかり押し安値下に置いておけば、防げた損切りでした
そしてこの後、前日の環境認識通り、上昇して行きました
自分の環境認識は間違っていなかったことは証明されたわけです
なので、このミスの傷は癒やされました(笑)
負けトレードこそ、トレードノートをつけよう
なかなかブログに負けトレードを晒すのは勇気が要りますが、これも自分のため、そしてご覧いただいているあなたのために書きました
はっきり言います
負けトレードこそ、トレードノートをつけましょう
勝ちトレードはしっかりトレードノートをつけても、負けると振り返りたくないので書きたくないものですよね
勝っているトレードって、ある程度トレード歴が長くなると自分でおわかりだと思いますが、ほぼ同じようなトレードをしているものです
チャートを見ている人(自分のことです)が変わらないので、エントリーポイントってほぼ、決まってくるようになります
勝ちトレードも当然参考になりますが、FXで安定的に勝とうと思うなら、わかっている負けトレードは防ぐべきです
だから負けトレードこそ、しっかり分析すべきなのです
負けトレードこそ、自分のトレードの癖(私の場合、焦る、ミス・負けを引きずる)もわかります
トレードの根拠だけでなく、私のように感情面、その時の心情も書くと良いです
皆さんに、SNS上でトレードノートをつけろ!とは言いませんが、Evernoteなどにチャートと共に書き連ねることをお勧めします
また時間がある時に、負けトレードを振り返ってみてください
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