2021年6月7日朝時点でのオージードル、ドルカナダ、ドル円、ポンドドル、ユーロドルの環境認識と共に、一つのテーマで掘り下げてトレードとの向き合い方、チャートの見方を解説します
今回のテーマは、1時間足と4時間足のトレンド方向が違う場合の判断についてです
オージードル環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↑
先週の木金の指標発表で、急落、急騰
しかし大きく見れば、日足トレンド転換後の戻しで、トレンド通りなんですよね
この1時間足トレンド転換後初押し狙いはリスク高
1時間足↓トレンド転換から戻り待ち戦略で!
ドルカナダ環境認識
日足↓
4時間足↑
1時間足↓
高値にライン引いてみましたが、わかるのは最近ずっとヨコヨコ相場
大きく狙うには、この高値(黒)押し安値(赤)いずれかを超えてからになりますね
敢えて狙わなくても良いペアです
ドル円環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↓
こちらも指標発表で大きく上下して、ほぼほぼ木曜日の上昇を全戻しして4時間足押し安値を割ってしまいました
ここからは一旦1時間足で上昇してからの再度トレンド↓転換狙っていきたいですね
ポンドドル環境認識
日足↑
4時間足↓
1時間足↑
雇用統計の上昇で、木曜日の下落をほぼ全戻ししましたが、戻り高値は超えられませんでした
ですので、ここは売り目線、戻り売りで
1時間足↓トレンド転換から狙いたいです
ユーロドル環境認識
ユーロドル環境認識
日足↓
4時間足↓
1時間足↑
木曜日の指標発表での下げを金曜日雇用統計で2/3程戻した形
この反発したラインは元々節目になるであろうと予想したラインでした(黒線)
売り目線、戻り待ちで!
先週はどのペアも木曜日のADP非農業部門雇用者数と、金曜日も雇用統計、つまり2つの雇用統計で大きく上下したのですが、大きく見ると、指標発表の値動きもテクニカルがしっかり効いているんですよね
別にチャートを動かしているのは神ではなく、大きな資金を持ったプロトレーダー達です
当然テクニカル通りのエントリー、決済しているので自然とこうなる訳です
とはいえ、指標発表でのトレードは推奨できません
大きくみればテクニカルが効いていても短期的にはギャンブルトレードだからです
今日はドル円を除き、1時間足トレンドと、4時間足トレンドの方向が違うペアばかりでした
そういう時のチャートの見方、待ち方を解説していきます
1時間足と4時間足トレンド方向が違う場合の考え方
まず、オージードルから見ていきましょう
4時間足は下降トレンド、1時間足は上昇トレンドで、高値を抜いて、1時間足のトレンドは更新しました
ここだけ見るとロングで入りたいところですが、直近に4時間足の戻り高値がありますので、ここで反転下落する可能性も高いところ、ここでのエントリーは見送るのがベスト
結果、そのまま戻り高値を抜いてきても、それは結果論
上位足の戻り高値、押し安値、日足の高値、安値は、トレードの目標となりやすく、その近くでのエントリーは厳禁です
次はポンドドルです
こちらも1時間足と4時間足のトレンド方向が違います
トレンド方向が拮抗しているので、見ての通り、荒れています
ポンドドルは、ボラティリティーが大きいので、この値動きでも勝負したいところですが、刈られる可能性も高いところ、しっかり方向が定まってからのエントリーを心がけましょう
15分足の押し安値で反発しましたが、もしかするとヒゲで割っていると相場参加者が判断したかも?と言える場面
こういう判断に迷う時も、手を出してはいけません
わかりやすいところでトレードすべきであり、判断の結果はその後のチャートが教えてくれるので、その後のトレードの参考にすべきであって、勝負するところではありません
最後にユーロドルです
こちらは、15分足トレンドも上方向で、押し安値も1時間足と同じ箇所にあります
完全な拮抗状態にあり、手を出せません
基本的に、上位足の方向に、下位足の方向が揃うタイミングでトレードするのが、正しいトレンドフォローを使ったトレードになります
実際、その時のトレードは値幅も伸びますし、利幅も大きくなります
ですので、1時間足と4時間足のトレンド方向が違う場合は、手を出さないのがセオリーです
ただし、時間が経過し、4時間足のダウが崩れたり、反転してくると話が違います
手書きで申し訳ありませんが、未来のチャートを落書きしてみました
こうやって4時間足が安値割ることなく、直近の高値を超えると、ダウは上昇に転じます
こうなると、話は変わってきます
4時間足トレンドが下でも、ダウが上であれば、1時間足の方向が揃えば、買いで勝負ができます
ただし、前述の通り、4時間足の戻り高値付近は注意が必要であり、反発してくれば即決済となります
リスクを把握した上でのトレードとなりますね
初心者は避けた方がいいです
あくまで基本はトレンドフォローです
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