2021年7月最終週のトレード報告をまとめますが、そのトレードの中で「やっちまった」トレードがあります
それが、上位足の高値・安値ブレイクでエントリーしたものです
なぜ、上位足の高値・安値ブレイクでのエントリーがNGなのか、そして上位足の高値・安値ブレイクエントリーを防ぐ方法を解説します
7月27日オージードルロング
日足↓
4時間足↓
上位足のトレンドは↓ですが、はっきりとわかる安値切り上げで、短期的には買えるシチュエーション
1時間足が↑へトレンド転換、その初押しを狙いたい
ちなみに、トレンド転換の波をエリオットの1波目とカウント、この初押しとは3波目のことを指してます
上記の環境認識の中、エリオットの2波目がどこで終わるのかを確認していました
その確認には、15分足のダウ転換を使ってます
今まで15分足が下降ダウだったのが、上昇ダウに転換するところでエントリー
しかし、1時間足移動平均線が抑えてきており、また直後に小さな指標があったので、指標前に逃げました
7月27日ポンドドルロング
日足↓
4時間足↓
オージードルと同じく、トレンドは下も、しっかり安値切り上げが確認できるので、充分買う事ができる局面
1時間足↑
1時間足移動平均線レベルで3波目の上昇、ここから押して、再度上昇の波は5波目となり、この上昇はリスクのある場面と認識した
1時間足の5波目の上昇を敢えて獲りに行きました
買いエリオットの4波目を15分足のダウ転換で確認して、ロングエントリー
1時間足移動平均線も抑えている場面でもあり指標発表もあるので、指標前にさっさと決済逃げました
この後なのですが、オージードルは安値を割った後、上昇するも、グダグダした値動きで、ポンドドルは、一気に高値を抜いて上昇しました
この差なのですが、1時間足のチャート形状によるものだと後で理解できました
並べてみると一目瞭然ですが、ポンドドルはしっかり、高値を抜けた後であり、オージードルはトリプルトップ気味の高値を抜けていなかったのです
しっかり高値を更新しているということは上昇ダウ継続の証であるので、追随買いが入りやすいということですね
やはり、どこまでもダウが基本というのが理解できた2つのトレードでした
7月27日ドルカナダロングエントリー
日足↑
4時間足↓
4時間足でトリプルボトムを形成、しかし4時間足移動平均線が急降下し、抑えている場面で、上下どちらか決着するまで気を抜けない局面
1時間足↓
上位足でも確認した通り、上下どちらか不明な局面であるが、移動平均線の向きを無視すると何度か高値を更新し、トリプルボトムで下値を確認しているので、上昇が強いと判断した
今、振り返っても、なぜここで買おうと思ったのか、わからないのですが(笑)朝の時点で上と見ていたので、一旦上昇してから押し目をつけ(安値切り上げ)たので、買ったものだと思います
でもね、これって1時間足の高値超えでのエントリーであり、チャートにも書いてますが、損切りの位置は、1時間足の安値
つまり、これは15分足トレードではなく、1時間足トレードなんですね
さらに、その損切り幅が40pipsほどあり、容認できる損切り幅では無い、深夜でのエントリーなので、持ち越し危険なので、15分足の安値に損切りを入れました
初心者の頃は、こういうトレードをして、大きな損失を出してました
まあ、どうしようもない高値掴みですし、ありえない封印したいトレードなのですが、ここから言えることと、こういうトレードの防ぎ方を解説します
上位足の高値・安値ブレイクでのエントリーはNG
マルチタイムフレーム分析を初心者の頃に行うと、この日足、4時間足、1時間足、15分足とそれぞれ時間足を切り替えて見ていくと、どの時間足のどの波を獲りに行っているのかが、わからなくなることが多いです
自分としては15分足の高値、安値ブレイクでエントリーしているつもりなのに、1時間足や4時間足の高値、安値ブレイクでエントリーしてしまっているということ
1時間足、4時間足の高値、安値ブレイクエントリーは即ち、1時間足、4時間足トレードであり、損切り位置は、1時間足、4時間足の高値・安値に置かないといけません
そこを15分足でトレードするのはそもそもリスクリワードが全く合わないということです
こういうトレードをしてしまう原因は、15分足チャート(トレード足)ばかり見ていることが原因です
それを防ぐには、チャートには1時間足、4時間足を表示させて、上位足から見る癖をつけて、チャンスと見たら、トレード足を表示させる
もしくは、エントリーの際に、必ず4時間足、1時間足チャートを確認する癖をつける
いずれかです
下位足(トレード足)が綺麗だから、エントリーして結果損切りだった…こういうトレードを防ぐのも、同じ対処法でOK
結局、4時間足、1時間足の波を15分足(トレード足)で獲りに行っているというトレードの基本をどこかで忘れてしまっていることが原因ですね
そこは自らにも課したいと思います
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